1980年にソウルで生まれたソ・ヨンヒは、高校3年の時に偶然ミュージカル『地下鉄1号線』(キム・ミンギ演出)を見て、小学校6年生の時から準備してきた美大の入試を放棄し、演劇俳優に進路を変えた。ステージに立っている演劇俳優を見て、俳優の情熱に呆然としたというソ・ヨンヒ。演技に対する欲望が大きかったほど、誰よりも一生けんめい努力した彼女は、99年に東国大演劇映画科の入学と同時に演劇『モスキート』のオーディションに合格し、演劇舞台に足を踏み入れた。以降、演劇『あの星は危険だ』『陳述』などに出演し、演技力を培った彼女は、端役ではあったがパク・ヘイル、ペ・ジョンオク主演の映画『嫉妬は私の力』等に出演し、映画にも活動領域を広げ始めた。