あらすじ
1984年。朝鮮では、甲午農民戦争が起こった。
その戦争で別動隊長となった、ペク・イガン(チョ・ジョンソク)。彼は、全羅道(チョルラド)古阜(コブ)の、悪名高いことで有名なペク家の息子で、生い立ちが複雑だった。
そのため、誰も彼を本名では呼ばない。なぜならイガンは、父と、本妻の召し使いとの間に生まれた子どもだったからだ…。
そんな彼には、異母弟がいた。その弟の名はペク・イヒョン(ユン・シユン)。日本に留学するほど学問に造詣が深く、朝鮮の明治維新を夢見るイヒョンは、イガンとは正反対だった。
イヒョンが留学から帰国した時、朝鮮は民と政府との争いが起ころうとしている真っ只中で…
そして起こった、甲午農民戦争。
彼ら兄弟は、お互いに銃を向ける事となる…。