あらすじ
チンピラのホ・ヨンダル(コ・ウリム/子役、キム・ジェジュン/大人役)は、恥辱や羞恥心という言葉なんてとうの昔に忘れ、お金を稼いではカジノで豪遊していた。
彼が10歳の時に、兄のチャン・ドンス(ノ・ヨンハク/子役、イ・ボムス/大人役)が孤児院を去り、弟のドンウ(キム・スル/子役、イム・シワン/大人役)も養子としてどこかの家に引き取られていった。その後、孤児院を逃げ出し、親が付けた"チャン・ドンチョル"という名前を捨てて"ホ・ヨンダル"として生きてきた。
少年院を出たり入ったりしつつ、20歳を過ぎたある日、再び生まれ故郷である舎北(サブク)に戻り、オ・ジョンヒ(ペク・ジニ)に出会う。
ジョンヒに一目ぼれしたもののヨンダルは遠くから眺めているだけで充分だったし、ジョンヒもヨンダルに近づこうとはしなかった。
そんな時、ジョンヒの前にカジノのマーケティングを担当するユン・ヤンハ(イム・シワン)が現れる。金持ちで美形で魅力的なヤンハだが、実は養子縁組として今の家に引き取られたドンウだった。
ジョンヒに惹かれたヤンハは積極的に愛を伝えるが、ジョンヒの周りをうろつくヨンダルの存在を知り、彼の存在が許せなくなる…。
一方、長男のドンスはソウル地方警察庁で刑事になっていた。刑事になって10年経ち、数多くの事件を解決して功績を立てたが、それに値する待遇は受けられず昇格もできずにくすぶっていた。
そんな中、連続殺人事件の手掛かりをつかむために舎北に向かう事になり、チンピラなったヨンダルと出会う。
お互いの正体を知らないまま奇妙な再会を果たしたホ・ヨンダル、チャン・ドンス、ユン・ヤンハの3兄弟が再び兄弟の縁を繋いで行く…。