ヨ・ジング、JTBC 新ドラマ『怪物』に出演確定
2020/08/10
俳優ヨ・ジングがJTBCの新ドラマ『怪物』で再び演技変身を図る。
昨年『王になった男』『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』を相次いでヒットさせ、存在感を誇ったヨ・ジングがJTBCの新ドラマ『怪物』(演出シム・ナヨン、脚本キム・スジン、製作Celltrion Entertainment・JTBC Studio)の出演を確定し、3作連続ヒットを狙う。
『怪物』は連続殺人犯を捕まえるために法と原則を壊してしまった2人の男性の話だ。 「怪物は誰なのか!あなたなのか。私なのか。私たちなのか」という質問を絶えず投げかけ、事件の背後に隠された人間の多面性を緻密に追う。『十八瞬間』で感覚的で細かい演出を披露したシム・ナヨン監督と、『マッド・ドッグ~失われた愛を求めて~』などを通して構成力で好評を博したキム・スジン作家が意気投合し、緻密な心理スリラーの誕生を期待させる。
ヨ・ジングは秘密を抱えてマニャン派出所に異動してきたエリート刑事ハン・ジュウォンに変身する。『王になった男』『ホテルデルールナ』を相次いでヒットさせ、存在感を誇ったヨ・ジングは今回の作品を通してまた違った“人生キャラクター”の更新に乗り出す。ハン・ジュウォンはハンサムなビジュアルに能力、次期警察庁長官が有力な父を持つ心強いバックグラウンドまですべてを兼ね備えた人物だ。しかし、バラ色の未来を歩んでいたハン・ジュウォンの人生に不慮の事件が舞い込む。20年前イ・ドンシク(シン・ハギュン分)の人生を根こそぎ変えた連続殺人と同じ事件が起き、彼も食い止められない渦に巻き込まれる。「怪物よりも怪物」のような狂ったパートナーのイ・ドンシクと素朴だが、本音知ることができない村の人々の間で執拗に真実を追跡する彼の活躍が楽しみだ。
ヨ・ジングは揺れ動くハン・ジュウォンの振幅の大きな感情変化を緻密で繊細に描き出す。ここに説明が必要ない俳優シン・ハギュンとの相乗効果も期待を加える理由の一つだ。ヨ・ジングは「既存のスリラージャンルとは異なる『怪物』だけの特別な雰囲気の中、現実的な人物と感情の構造に引き付けられた」と作品を選択した理由を明らかにした。続いて「ハン・ジュウォンは冷笑的で孤独な人物だが、揺れることのない芯を持って現実を生きていく。感情を細かく捉えてハン・ジュウォンとして生きてみる。新しい姿をお見せできると思うので、楽しみだ」と感想を伝えた。
ヨ・ジングは“演技の天才”と呼ばれ、大衆の愛と厚い信頼を受けてきた。限界のない演技変身に次期作に対する期待と関心がこれまで以上に大きい。しつこく“怪物”を追い続けるハン・ジュウォンをヨ・ジング特有のカラーでどのように描くか帰趨が注目される。
記者=ハン・ヘソン
写真提供=JANUS ENT
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