あらすじ
1300年前、剣士として多くの命を犠牲にしてきたマンウォル(イ・ジウン)は、自分が殺してきた亡者たちの魂を鎮める場所を探していた。
そんなあるとき、一人の老婆から1本の木をもらったマンウォル。すると、突如その1本の木から建物が出来上がり、老婆は消えてしまった…。
時は過ぎて1998年。マンウォルは1300年前に老婆にもらった木から出来上がった建物を「ホテルデルーナ」とし、主人として過ごしていた。
ある日、町で盗みを働いた1人の男がホテルデルーナに迷い込み、自分の息子の為に庭に咲いていた花を取ろうとしたところ、マンウォルに見つかってしまう。
マンウォルは罰として「お前の命をとるか、お前の息子が育ったら私に息子をよこすか」とその男に問うのだった。すると男は、自分の命と引き換えに息子を20年後、マンウォルに捧げるという約束を交わしてしまった…。
そして20年が経った現代、2019年。男の息子であるチャンソン(ヨ・ジング)は、名門大学を卒業し超エリートのホテルマンになっていた。
約束通りマンウォルはチャンソンの前に現れ、何も知らないチャンソンに息を吹きかけると、そのまま立ち去ってしまった。
何が起きたのかわからないチャンソンだったが、その後街に出ると幽霊が見えるようになっていて…