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続いてスクリーンに「SEVENTEEN Middle School」と題したVCRが流れ、メンバーの中学生時代の写真が映し出される。すると黒板、机と椅子が置かれたメインステージに夏の学生服に着替えたメンバーが登場し、『Mansae』のステージへ。途中、センターステージに移動すると、ホシの「みなさん、一緒に歌って踊りましょう」の掛け声から、会場が一体になって「Mansae」を大合唱。続く『BOOMBOOM』も、おなじみの衣装をつまむ振付を制服バージョンで披露して、大盛り上がりだった。
13人の一糸乱れぬパフォーマンスはもちろんのこと、今回のライブの特徴は、横長のセンターステージでは左右に大きく広がり、360度観客に囲まれたダイヤモンドステージでは円形のシフトをとるなど、ステージの形状や広さに合わせてフォーメーションを変えていたことだ。緻密な計算と日頃の練習の成果がなければ成しえないステージの数々に、観客からは何度もため息がもれた。
セットチェンジの間は、エスクプスとウォヌのスペシャルMCが登場。2人はヒップポップチームのオリジナル曲『Lean On Me』をCARATと一緒に歌いたいとリクエストし、ウォヌが歌い始めると、続いて大合唱を始めたCARATたちに「うわー」「本当に声がきれい」「心臓がドキドキする」と大感動の様子だった。
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続いてはSEVENTEENには欠かせない各ユニットの魅力あふれるステージへ。先陣を切ったボーカルチームのウジ、ジョンハン、ジョシュア、ドギョム、スングァンは、シックなブラックの衣装で登場。神秘的なブルーとパープルのライトの中で『Don’t Listen In Secret』などのバラード曲を男性美あふれる歌声で披露。続いてはメインボーカルのドギョムとスングァンが星の輝く映像をバックに『Say Yes』を抜群の歌唱力で歌い上げた。最後は再び全員が登場し、ポップな楽曲『20』を日本語バージョンで。メンバーがステージのあちらこちらにちらばって爽やかなハーモニーと笑顔をふりまいた。
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続いてはヒップホップチーム。メインステージにピエロの仮面をかぶった男が登場すると、狂ったようにピアノを叩いて高笑いを浮かべる。すると、異様な空気に包まれた会場をあざ笑うかのように仮面を外した男の正体はウォヌ。セクシーな微笑みを浮かべたウォヌにCARATからは悲鳴に似た歓声があがった。するとダイヤモンドステージには取り調べ室のようなセットが置かれ、手錠につながれたエスクプス、ミンギュ、バーノンが登場。手錠をふりほどいた3人はセンターステージでウォヌと合流し、力強いラップのステージを。さらには、もともとはバーノンのソロ曲であった『Lotto』を4人でのニューリミックスで披露。未発表の楽曲の日本初披露に続き、ヒップホップチームの代表曲ともいえる『CHECK IN』まで、独特な世界観とカリスマあふれるステージにCARATたちは大興奮。
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最後はパフォーマンスチームのステージ。白い衣装をまとった4人が透明のボックス中にたたずむVCRが流れた後、スモークがたかれたメインステージには4つのボックスが。火柱があがったかと思うと、ボックスから黒い衣装の4人が飛び出し、そのまま『OMG』のリミックスバージョンへ。激しいビートに連動してあがる火柱と赤いレーザー光線の中でのパフォーマンスは圧巻のひと言だった。ここでサイレンが鳴り、スクリーンに「DANGER」の文字が映し出されると、ジュン、ディエイト、ホシ、ディノが順番にソロのダンスブレイクを披露。そしてホシの「アー!!」というおたけびから『WHO』のステージへ。続いてはジュンとディエイトによる『MY I』。1本の白いゴムでつながれた2人が、離れたり近づいたりする幻想的なパフォーマンスに観客は酔いしれた。最後はホシの「僕たちの今の気分を説明するような曲」との曲紹介から『Highlight』で締めくくった。