キム・ウソク「チョ・スンウ・チョ・ジョンソクのように…」
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Q:時代劇は初めて出演したが、撮影の時に良かった点と大変だった点はありますか?
「緊張しないと言ったら嘘になります。衣装とセリフの骨組みで適応するのに時間がかかりました。時代劇は思ったより動く時に不便な点があり、自然になるのに時間がかかりました。現代劇と違って面白い部分もありました。たくさん地方を訪れ、自然も経験し、おいしい物も食べました。
昔の家で撮影しながら、この時代に私が生きていたらどのように暮らしたか、どんな身分だったか考えてみました。私は、MBTI診断でNなので、想像力を育みながら撮影しました(笑)。6ヶ月間撮影しましたが、12部作の放映が早く終わってしまったような気がして残念でした。特に時代劇なので、私の演技で骨組みを整えることなど欠点が見えました」
Q:自分のどんなところがイ・シンウォンと合っていてキャストされたと思いますか?
「監督が私の前作を高く評価してくださって、ミーティング兼オーディションを受けてキャスティングされました。監督が言うには、私が片思いをした経験があるのと、シンウォン役をしつこくなく、淡々と読んでいたのでキャスティングしたそうです」
Q:シンウォン役はどのように準備して演技しましたか。
「ドラマ『100日の郎君様』の中のキム・ソンホ先輩の役割が似ていました。キム・ソンホ先輩とD.O(ド・ギョンス)のやりとりとてもよかったです。私とホンのブロマンスをうまく活かしたかったので、探してみて、キム・ソンホ先輩のクリップを見たのですが、とても素敵でした。関係性は似ていますが、やりとりするセリフは違うので、シーンを活かさなければなりませんでした」
Q:ドラマの中で愛と友情の深さを同時見せなければなりませんでした。没入が難しくありませんでしたか。
「シンウォンは、ハンと親しい関係ですが、王と臣下の関係であり、ソ・ランとは7年前に縁があったので、骨組みを整えるのを悩みました。監督ともたくさん話しましたが、もう少しディープに演技するべきか、楽に演じるべきか難しいと話しました。監督が今の骨組みでも良いと言ってくれました。“やっていることを信じて進めてくれ”と言ってくれたので信じて演じました」
Q:実際キム・ウソクなら「愛」と「友情」のどれを選ぶでしょうか。
「友情を選択します。まだ私には愛より友達です。状況によって違うかもしれませんが、本当に見逃せない愛なら、近い友人にそれをアピールします。本当に大切な友人であれば、私が諦めると思いますが、友達に会うのは難しいと思います。高校時代に私が付き合っていた子に片思いしていた友達がいたのですが、時間が経って後から話を聞いて驚いきました。
『禁婚令、朝鮮婚姻禁止令』では、片思いを表現できなかったもどかしさと我慢した時の表情についてかなり悩みました。前作ではありのまま表現しましたが、今回は表に出さず、心の中で表現しなければなりませんでした」
Q:自分のシーンの中で一番気に入ったり、思い出に残っているといえば何ですか?
「初登場シーンで頑張りました。ソ・ランに“私の気持ちが表れないようにする”と話すシーンが心に残っています。そのシーン自体がただ好きでした。シンウォンらしい言葉を言ったと思います。そのシーンを撮って、自らに“お疲れ様、キム・ウソク”と言ってあげました (笑)」
Q:演技はどのように始めることになりましたか。
「もともと実用音楽をしていたのですが、音楽が自分には合っていないと思っていたところ、ちょうどミュージカル『レミゼラブル』を見て魅力を感じました。マリウスという役を舞台の上で演じてみたいと考え、ミュージカル学科で大学に進学しました。その後、芸大に進んだのですが、メディア演技をする機会ができて、テレビドラマも演じることになりました。メディア演技は、公演演技と異なる魅力がありました。これまで公演もメディアも少しずつ機会がありました。本当に一生懸命やって、今の経歴を築きました」
Q:今年30歳になりました。俳優として30代が近づく感覚が違うかもしれません。
「昨年30の感情を大きく感じました。友達がだからです。 ‘今30だからどうしようか’というより‘自分の経験値を積みたい’という考えが大きいです。むしろ早く、もっと素敵な内面をお見せしたいです」
Q:『禁婚令、朝鮮婚姻禁止令』の中の切ない愛だけでなく、『軍検事ドーベルマン』の中の悪役も上手に演じました。今後挑戦してみたいキャラクターは?
「今は全部やってみたいですが、悪い役をするなら完全に悪役もやってみたいです。ひどい片思いもしてみたいです。『ミスター・サンシャイン』のピョン・ヨハン先輩の役、『その年、私たちは』のキム・ソンチョル先輩の役が印象深かったので、そんな役も演じてみたいです。軽いようで、内心は深い人物も演じてみたいです」
Q:これまで演じたキャラクターの中でどのキャラクターが本人と一番似ていましたか。
「100%に似ていたキャラクターはなく、すべてのキャラクターが部分、部分で似ています。さらに『軍検事ドーベルマン』も情けなさなどある程度はそのような部分があるようです。私は“人生キャラ”が自分と一番似たキャラクターだと思います」
Q:歌も上手いですが、アルバムを出すつもりはありませんか?
「いつかはアルバムも出してみたいです。もし、歌うならバラード、落ち着いた叙情的な歌が歌いたいです」
Q:演技以外で時間があった時は何をする方ですか。
「バスケットボール、ジムが好きなので、作品しながらはする時間がありませんでした。音楽を流しながら休みます。最近はポール・マッカートニーの「Home(When Shadows Fall) 」という曲にはまっています」
Q:2023年活動計画は?
「2月6日に初放送するtvN『青春月談』に特別出演します。作品を検討中ですが、とりあえず健康でいようと思っています。作品をすることになれば、より良い姿をお見せしたいです。皆さんも健康でありますように」
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