あらすじ
歴史には記録されていないが、記憶しなければならないその名前たち…
世間から虐げられ、賤民として生きていた彼らが望むものは、ただひとつ。朝鮮の「主権」であった…。
奴婢である9歳のユジン(イ・ビョンホン)は、主人であったキム判書により、自分たちの身分の見せしめの為に両親を殺されてしまう。
行き場と家族を失ったユジンは、命からがらアメリカ行きの船に乗り込み、渡米する事になる。
成長し、大人になったユジンは、アメリカ兵として数々の戦いで功績を収め、東洋系初のアメリカ海兵隊将校、そして米軍勇士勲章などを受章。
その活躍が認められたユジンは、アメリカ大使として朝鮮に屯営する事に。
だがこれは表向きの命令であり、裏には朝鮮に駐在する重要人物を暗殺する目的が米軍側にはあった。
祖国はあくまでもアメリカであり、両親を殺され、自分を捨てた朝鮮には思い入れのないユジンだったが、ヤンバンのお嬢様でありながら、ユジンと同じ要人を暗殺しようとしている1人の女性・エシン(キム・テリ)と出会ったことで、運命が変わっていき…。