あらすじ
「風と水の支配者が王の運命を目覚めさせる」
国運が衰え始めた高麗末。
四柱推命と風水地理、観相に精通した名利の地理観象学者チサン(チソン)は、民が苦しんでいるのを見て新たな指導者を立てなければど野心に燃える。
幼いころから人々の過去を読み解き、未来を見ることが出来た彼は、数回の試験を突破し、武将イ・ソンゲ(チ・ジニ)をこの地の王にするために立ち上がる。
ソンゲは妓生と卑猥な話を交わし、時と場をわきまえることのない軽い男ではあるものの、戦場では勢いがあり、義理堅い武将だ。
一方、チサンの最大のライバルであり、高麗最高の権力者イ・イニムの息子チョングン(ソン・チャンウィ)は、風水地理に長けており、その風水を使って貧しい市民の土地を宮廷の土地にしたり、四柱推命の名利を悪用し、権力の中心に立っていく。
そんなチョングンと争うことになったチサン。ソンゲをこの地の新しい指導者と信じ、道士たちとともにイ・ソンゲを朝鮮の王に仕立てあげていく。