俳優キム・ジョンヒョンが、元恋人ソ・イェジからガスライティング(心理的に誰かを操作し、相手の正気を失わせる行為)被害を受けていたという騒動後、明るい近況を公開した。
キム・ジョンヒョンは2018年、MBCドラマ『時間』撮影当時、交際していた女優のソ・イェジからガスライティングを受けていた事実が明かされ、制作発表会で共演のソヒョンのことを見ることもなく、スキンシップも拒否し物議を醸していた。彼は最終的にドラマを降板し、2019年12月にtvNドラマ『愛の不時着』で復帰。
当時彼は健康上の問題と言い訳したが、ソ・イェジがキム・ジョンヒョンの一部の台詞やスキンシップのあるシーンを変えるよう言い、降板へと導いたのではないかという疑惑が浮上した。
さらには所属事務所との専属契約問題によるいざこざも。自身の健康状態が良くないことを知りながら、事務所はスケジュールを強行したと主張、所属事務所はこれに反発した。
この件は最終的に、両者が直接会って誤解を解き、条件なしで契約を終了することで合意したという。
その後キム・ジョンヒョンはSNSにて「これまで自分の行いに責任を持たず過ごしてきたことを反省する。演技に集中し良い姿でお応えできるよう生きていく」とつづった。
久しぶりの近況報告は笑顔で
(c)ストーリージェイカンパニー現在の所属事務所ストーリージェイカンパニーは5日、SNSを通してキム・ジョンヒョンの2021年キャロルプロジェクト「メリーメリークリスマスデイ」の参加を知らせた。
(c)ストーリージェイカンパニー
この日公開されたラインナップ及びコンセプトフォトには、キム・ジョンヒョンをはじめキム・テヒ、クォン・スヒョン、キム・ソンチョル、ぺ・ユラム、オ・ヨンソら所属事務所の俳優らが含まれていた。
キム・ジョンヒョンは写真で、クリスマスツリーを指さし明るい笑顔を見せている。今年新たな所属事務所に移籍した彼は、ほかの所属俳優らとも自然で違和感ない表情を見せており、心の安定を取り戻したと思われる姿だ。
彼は9月に現所属事務所と専属契約を締結し、活発な活動を予告していた。今回のイベントで近況を伝え、今後の活動につなげてい行くとみられる。
「メリーメリークリスマスデイ」は、多事多難だった2021年を締めくくり、希望と応援のメッセージを伝えるために企画されたもの。今回のプロジェクトを通して得た収益金は全額、必要とされる場所に寄付される予定だ。寄付プロジェクトであるだけに、否定的な話題に包まれた彼の活動再開の場としてふさわしいイベントとなった。
まだまだ若く才能ある俳優。精神的にも一層成長し、今後の役者活動で確かな演技を見せてほしいと思う。