Q：チョン・イルさん、MBCドラマ『アイテム』がライバルとなりますが、いかがですか？
チョン・イル「どうすることもできないですよね。同時に始まったのでプレッシャーはあります。チュ・ジフン先輩のファンで、『アイテム』もやはり良い作品になると思っていますし、チン・セヨンさんとは『ステキな片想い』で共演したので、久しぶりに連絡をとってお互い応援し合いました。僕たちも当然良い作品を作るつもりなので、お互いに切磋琢磨していきたいと思います」
Q：チョン・イルさん、若い英祖を演じるのに重点をおいた部分と、英祖役を演じた先輩の中で参考にした方がいたら教えてください。
チョン・イル「イ・スンジェ先生、ソン・ガンホ先輩などの英祖が登場する作品を見ました。『王の運命-歴史を変えた八日間-』でソン・ガンホ先輩だけでなく、ユ・アイン兄さんが演じた思悼世子も参考にしました。息子は父の姿に似ると思い、そういった部分を参考に。
一番気を使ったところは、声のトーンですね。時代劇だからと重く低くするよりも、軽すぎず重すぎない、聞きやすいトーンで演じようと努力しています。発音や眼差しなど、演技というのは1つや2つ気を使ったからといって完成するものではないので、様々な悩みを監督と話しながら解決していっています。奥行きのある、様々な姿をお見せしようと努力しています」
Q：クォン・ユルさん、今回の作品でどんな姿を見せたいと思われていますか？役作りで参考にした事があれば教えてください。
クォン・ユル「これまで、暗く強めのキャラクターばかり演じてきたので、パク・ムンスというキャラクターのオファーを受け、とても愉快で活気溢れるキャラクターに、うまく演じられるかと悩みました。このキャラクターは漫画に出てくるような問題児です。熱い信念で世界を変えていきながら成長していく漫画のキャラクターをモチーフにしているので、今はいっぱいいっぱいで気持ちばかりが先走ってしまっていますが、最終的には多くの人の心を動かすことができるキャラクターになるよう努力しています。動作も大きく、声も大きく、表情管理することなく壊せるくらい自分を壊して頑張っています」
Q：クォン・ユルさん、正統派時代劇の中でそのキャラクター性をどう合わせているのでしょうか？
クォン・ユル「バランスを合わせる事が監督との最初の課題でした。当時、王に上訴したり抗命したりすると、命を差し出さなくてはいけませんでした。ですが、実際のパク・ムンスは王に果敢に挑んでいったという考証があります。王に嚙みつくことのできるこの人物はどんな人なのだろうというところから入っていきました。パク・ムンスも、重く悲しい状況でもがいていますが、その表現を違った形で表し、明るく見せたいと思います」
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