Q:準備しながら大変だったことがあれば教えてください。
ステファニー「ソニャ先輩はグロリア役を演じた伝説に値する方ですが、ポリー役を練習しながらも毎日(私の演技を)見てくださいました。初めて『Jack the Ripper』に合流することになり、ついていくだけで精一杯でした。ファニさんの気分と一緒です。夜に何度か演出さんの顔が浮かんだりしました(笑)。個人的には3度目のミュージカルですが、ファニさんに言いたいことは『毎作同じ』ということです(笑)。精一杯頑張って、失敗もしたりしながら成長していきますし、公演が終わるたびにカタルシスを感じます。たくさんの方に支えられながら練習しました」
ソニャ「実は最初、グロリア役でオファーをいただきました。しかし、私の年齢の前の桁が変わったので(笑)、丁寧に尋ねました。『グロリア役を演じてと言わるのなら無理やりでもしますが、ご覧になる方々の立場からすると…、それとダニエル役の役者さんも若くなったので、私がグロリア役を演じるとご迷惑になるんじゃないかと。もう一度考えてみてください。実はグロリア役を演じている時もポリー役が気になっていたんです。もしポリー役が空いていたら、機会をください』と言ったら、快くそうさせてくださいました。練習に入る前から演出さんと電話で、どのように演出するのか?、表現するのか、などについて話をしました。グロリアを消して、新しい人物を作るのに精一杯でした。
上手く表現できているかどうか分かりませんが、ポリーの痛みや、1人で抱えている愛を表現し、観客に憐憫を感じていただけるように作りました。ポリーは最初と最後、たった2場面しか出なくて、その間に何をすればいいか悩みましたが、自分なりの方法で楽しんでいます(笑)」
キム・ヨジン「グロリアたちが歌っている時、たまにソニャ姉さんが(グロリアの歌を)歌うと、あまりにも上手で私たちは口を閉じたくなります(笑)。ソニャ姉さんは、ポリーを演じる時に履くブーツを、履いたまま帰ったこともあるほど、情熱がすごいです(笑)。毎日がすごく楽しいです(笑)」
ペク・ジュヨン「『殺人鬼ジャック』というタイトルで公演された2010年から2011年までポリー役を演じました。7年ぶりにポリー役を演じたら当時の感情がそのまま込み上げてきて、出演してとても良かったなと思いました」
Q:ソ・ヨンジュさん、ジャック役を演じるために準備されたことがあれば教えてください。
ペク・ジュヨン「10周年公演で、ジャックとして新しく参加することになりすごく心配しました。お2人(シン・ソンウとキム・ボムレ)は“ミュージカル界の神”ですよね(笑)。(ジャック役の)3人の年齢の合計は155歳です(笑)。殺人鬼役は初めてで、どんな風に演じるかすごく考えました。最善を尽くしますので、応援をお願いします」