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映画『1987』制作報告会


Q:キム・ユンソクさん、演じる上で重点を置いた部分はどこですか?

映画『1987』制作報告会
キム・ユンソク
(c)m-up


キム・ユンソク「パク所長は当時の対共産主義の雰囲気をはっきりとお見せできる人物です。『哀しき獣』のミョン・ジョンハクや、『タチャ/イカサマ師』のアグィは自由主義者、無政府主義者のような悪人でしたが、パク所長は実在した人物ですし、信念のため自分の人生さえ犠牲にしていることを表現しなければならず、資料調査をたくさんしました。北朝鮮出身のパク所長が一人で韓国へ来て、日本統治時代を経て警察の対共産主義所長に上がるまで築かれた信念があります。それが良いことか悪いことか分からず、時代が作り出した怪物のような可哀想な人間になってしまいました。悪人というより、この人物がどうしてこうなるしかなかったのかをお見せするために努力しました」

Q:ハ・ジョンウさん、実在の人物を演じましたが、演じる上で重点を置いた部分はどこですか?

ハ・ジョンウ「チェ検事は(警察が)事件を隠蔽しようとすることにブレーキをかけますが、(その事実が)世の中に知らされることから映画が始まります。僕は正義を実現しようとする役なので、観客の皆さんにも僕の立場に立ってこの映画を観てほしいと思いました。観る人がこの映画により入り込みやすいように柔軟な姿をお見せしようとしましたし、監督からも『チェ検事が作品のガイド役になってほしい』と言われ、そうなるように演じました」

Q:キム・ユンソクさんと、ハ・ジョンウさん、久しぶりの共演はいかがでしたか?

映画『1987』制作報告会
ハ・ジョンウ
(c)m-up


ハ・ジョンウ「2010年の『哀しき獣』以来、7年ぶりの共演です。僕はすごく老けたと感じました(笑)。久しぶりに共演できて、二人にとっては意味のある時間だったのではないかと思います」



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