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STAR INTERVIEW

キム・ヒョンモク「賞を受賞して…プレッシャーになるのも事実」

俳優キム・ヒョンモクが『暴君のシェフ』に続き、映画『3670』で好評を博している感想を明らかにした。

キム・ヒョンモクは10日午前、ソウル江南(カンナム)区三成洞(サムソンドン)某所でSTAR NEWSとインタビューを行った。

キム・ヒョンモクは、高麗(コリョ)大環境生態工学科を卒業し、その後中央大大学院公演芸術学科の修士課程を履修したエリートで、華やかな経歴を誇る。俳優としてのフィルモグラフィーも尋常ではない。彼は、2015年にミュージカル『コッシン』でデビューした後、フィルグラフィーに刻まれた作品だけで映画が42本、ドラマが36本に達する。また、演劇の舞台にも立った。

大衆の注目を集めた作品としてはドラマ『ジャスティス』『偶然見つけたハル』『ホンチョンギ(紅天機)』『愛は一本橋で』などがある。このようにメディア、ジャンル、役割を問わず、根気よく走り続けてきたキム・ヒョンモクは、その実を結ぶかのように今年いつも以上に大活躍を繰り広げて、意味深いデビュー10周年を飾っている。

現在、tvN土日ドラマ『暴君のシェフ』で主人公ヨン・ジヨン(ユナ)が率いる水刺間(スラッカン)の末っ子ミン料理人役で人並外れた存在感を発揮している。

特に、キム・ヒョンモクは3日に公開した映画『3670』を通じて「第26回全州(チョンジュ)国際映画祭」で「韓国競争俳優賞」を受賞し、優れた演技力を認められた。

『3670』はクィア映画(LGBTQ+を登場人物にした作品や、当事者たちが制作した映画のジャンル)で、キム・ヒョンモクの幅広い演技力は驚異的だ。『3670』は自由を求めて北朝鮮からやって来た性的少数者のチョルジュン(チョ・ユヒョン)が同い年の韓国人の友人ヨンジュン(キム・ヒョンモク)を通じて関係と感情のズレを経験し、自分だけの愛と幸せを探す物語を描く。性的少数者を素材にした作品だが、韓国の若者たちの不安な内面に触れ、普遍的な共感帯を刺激し、劇場街で反響を起こしている。