ママになったキム・テヒ♪5年ぶりのドラマ『ハイバイ、ママ!』で母性愛に共感したエピソード明かす!
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5年ぶりにドラマ復帰し、穏かで響きがある感性演技で視聴者を魅了した、『ハイバイ、ママ!』の主演キム・テヒ。
19日に放送終了したtvN 土日ドラマ『ハイバイ、ママ!』(脚本クォン・ヘジュ、演出ユ・ジェウォン)で、2015年のドラマ『ヨンパリ~君に愛を届けたい~』以降、久しぶりの復帰となった。
『ハイバイ・ママ』は、事故で家族の元を離れることになったチャ・ユリ(キム・テヒ)が、死別の痛みを乗り越え、新しい人生を歩み始めた夫チョ・カンファ(イ・ギュヒョン)と娘チョ・ソウ(ソ・ウジン)の前に再び現れ繰り広げられる、ゴーストママの49日のリアル転生ストーリーだ。
チャ・ユリは事故で死んだ後、幽霊になって家族のそばに現れるが、ある日、人に転生することに。転生後、自身の居場所を取り戻せば家族のそばに残ることができたが、最終的にユリはこれを諦めた。夫と娘にはすでに自分の代わりのオ・ミンジョン(コ・ボギョル)がいたからだ。
また、転生することになった直接的な理由は、母チョン・ウンスク(キム・ミギョン)の願いであったことが明らかになり、娘の将来のために去ることを選択した。この過程で時には笑いを、時には涙腺を刺激した。
『ハイバイ・ママ』を終えたキム・テヒ。彼女はSTAR NEWSを通じて放送終了の感想、今後の計画などについて話を打ち明けた。
―『ハイバイ・ママ』を終えた心境はいかがですか?
「まるで美しい童話のような、一本の長い夢を見ていたかのようです。チャ・ユリとして過ごしている間、楽しくて幸せだったと、敢えて言いたいです。個人的にはまるで入棺体験をしたかのように、生活の中で最も大切な価値について、愛する人に対する態度について、深く省察して気付く時間になりました。良いドラマで温かい意味のあるメッセージを伝えることができて、とても意味深く、ありがたい時間でした。演技が恋しいときに出会った素敵な作品だったので、楽しく演技ができて本当に幸せでした」
―夫チョン・ジフン(RAIN)さんの反応はどうでしたか?
「夫はあまりにも悲しくて見られないといつも言っていました。娘はまだドラマを理解できる年齢ではないので、モニタリングできませんでした」
―『ハイバイ・ママ』を通じて母であり、娘であり、妻であるキム・テヒとして感じたことがあるとすれば、何ですか?
「いつも一緒にいるので、当然のごとく忘れて過ごしてしまう家族の大切さを痛感しながら、母であり、娘であり、妻であるキム・テヒがより幸せで、そんな私によって家族がもっと幸せになることを願っています」
―転生を諦めた結末について、視聴者が残念がっていましたね。結末についてどうお考えですか?また、チャ・ユリではなく、キム・テヒならどのような選択をしたと思いますか?
「ドラマの最終回を見てから数日後にもう一度見ました。幽霊の時から人になる瞬間を経験し、その後49日間を人として生き、すべての感情を経験した後、ユリが十分に下すことができた決定だったと思います。誰のせいでもない死を迎え、幽霊として愛する人のそばで5年間過ごしながら、ユリが気付いたことは本当に多かったはずです。何より、自分自身よりも愛する娘、ソウの未来のためならすでに死んでいる私が再び死を選ぶことは当然のことかもしれないと思いました。私が母になっていなかったら理解しがたい感情だったかもしれませんが、生きたい気持ちが生まれたとしても、最終的にはわが子のためなら命まで捧げられるのが、母性愛の偉大さではないかと思います」
―『ハイバイ・ママ』を撮影しながら、どのような点に重点を置いて演技をされましたか?
「母性愛と家族、夫、周りの人への愛に重点を置きました。そしてユリの、明るくて単純でポジティブな性格を、自然に表現しようと思いました。事前に監督、作家、俳優陣と話し合う時間をできるだけ多く作って、ユリの雰囲気を掴んでいきました。なので、本当に自分がユリかのように自然に演じることができたと思います」
―今回の作品は、キム・テヒさんにとってどのような作品でしたか?
「真心は最終的に通じるんだということを教えてくれた、とてもありがたい作品です。また、子どもができてから出会った作品なので、母性愛について共感と理解ができました。子どもが少しでも病気になったり、怪我をしたら、すべて私の責任な気がします。子どもの健康と幸せのためなら、すべてを犠牲にして献身できる母親の気持ちを知った作品です」
―最も記憶に残るシーンとセリフは何ですか?
「(名シーンは)1部のエンディングでユリが人になって、カンファが気付いて通り過ぎるシーンです。ユリが最後にソウを目に収めてから去ろうとした瞬間、カンファが私を見て驚いて目を離さないのですが、いつも私の体を通過していた雪が私の肩で溶けるのを見て驚くシーンが最も印象的でした。
(名セリフは)多すぎて数えることはできないですが、エピローグのナレーションの中に『どんな苦難の中でも、何かを食べることができ、愛する人に触れることができ、息をして生きているということ、これらがどれほど美しいことなのか、私は死んでから知った』です。これからも私は大変なことが訪れたら、このセリフを思い出して頑張ります」
―今後の活動計画を教えてください。
「しばらくは、家族に任せていた家事と育児に集中しながら、自分の人生に忠実に、そしてより成熟できるよう過ごしたいです。また私の心をときめかせる良い作品に早く出会えるよう祈りながら」
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