あらすじ
敏腕弁護士として世間から認められ、幸せな結婚生活を送っていたミンギュ(キム・スロ)だが、ある日愛妻が病に倒れ、死別してしまう。
仕事が忙しいことを言い訳に、妻とともに送れなかった過去の時間を悔やむミンギュ。
さらに、妻との思い出が詰まった赤いカバンを失くしてしまい無力感に襲われるのだが、カバンを探し出そうと自分を奮い立たせる。
幼い頃に両親を亡くして祖父母に育てられたタクシー運転手のジウク(キム・ドンウク)。
祖母の名前を忘れるほどボケてしまった祖父に、未だに忘れられない初恋の相手がいることを知ったジウクは、いじける祖母を慰めながらも祖父のために何か出来ないかと悩む。
ある日、偶然祖父の初恋相手に遭遇したジウクは、祖父の最後の願いを叶えてあげようとある行動に出る。
ガンで闘病中の母親を看病しながら、唯一助かる方法である骨髄移植のドナーを待つミミ(キム・ジウォン)。
母の骨髄に合うドナーが現れる可能性は0.001%だが、希望を捨てられない。
ある日、奇跡的に骨髄が一致する人物が見つかるのが、相手はミミの恋人を殺害して殺人の容疑がかけられた指名手配犯だった。
それでも母を助けたいと、ミミは容疑者逮捕に向けて躍起になる。
それぞれ、叶えたい夢や目標に向かって励む人々は、天国の神様(イ・スンジェ)を介して繋がる。
妻との思い出を、祖父の初恋を、母の命を取り戻すことができるのか!?
「トンマッコルへようこそ」のチャン・ジン監督が贈る、ロマンチック・ラブストーリー。