あらすじ
水不足で全世界が苦痛を強いられている未来。
ほとんどの河は干上がってしまい、海面の高さも下がり、淡水化作業にも影響が出ていた。乳幼児の死亡率は日に日に上昇し、汚染された水で発生する感染がその原因だった。
人々は、各自の階級にあったカードを使用し水を支給してもらっている。社会への重要度によって支給される水の量が違う、差別的な制度だ。
そんな中、宇宙航空局キム・ジェソン(ホ・ソンテ)は、月にある渤海基地から“重要サンプル”の回収をする隊員を集めていた。
優れた宇宙生物学者ソン・ジアン(ペ・ドゥナ)をはじめ、隊長ハン・ユンジェ、エンジニア リュ・テソク、医師ホン・ガヨンらが集められる。
ジアンは過去、渤海基地に放射能が流出し100名以上の隊員が亡くなった事故の謎を解きたく今回参加を決めた。
渤海基地に入りカプセルを回収後、24時間以内に帰還することが隊員らの目標。だがそのカプセルにはいったい何が入っているのか?超低温状態を維持しなくてはいけないというその中身については最後まで明かされることはなかった。
そうして隊員らは月へと向かったのだが、着陸に問題が発生し…