あらすじ
秘密研究所、クロノスヘブン。
そこでは、“ヒューマノイドロボット”が作られている。
クロノスヘブンの職員ボウォン(チェ・ソンウォン)は、現在恋愛ロボット、ゼロナイン(ヨ・ジング)を育てている最中だった。
ついに出荷を迎えるゼロナイン。だが、彼の行く先は、以前にトラブルのあった顧客の家だった…。
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それは、ゼロナインが作られる前のこと…ボウォンが全身全霊で育てた女性型ロボットがその顧客の元に渡った。するとある日、研究所に送られてきたそのロボット。ズタボロになったうえ、起動不可状態の無残な姿で研究所に戻ってきたのだった。
その状態に酷く傷ついた彼は、二度とその家には自分のロボットを送らないことを決意。
だがその依頼主は、財閥グループの一人娘。今回の依頼に反対する一社員のボウォンの意見など、上層部に聞いてもらえるはずもなく…。
そこで、ゼロナイン配送担当だったボウォンは、ゼロナインを乗せたまま依頼人の家には行かず、逃げることに。そして宛てもなく走り続け、とある宅配業者の前に到着。
何気なく仕事風景を見ていたボウォンだったが、その宅配のトラックにゼロナインを積み、とある女性の家に配達させることを思いつき…