あらすじ
子供の頃、議員の治療が先だと、先に病院に来ていた父の治療を後回しにされ、目の前で父を亡くしたカン・ドンジュ(ユ・ヨンソク)は、病院で暴れていたところ、キム・サブ(ハン・ソッキュ)に出会う。サブから「復讐がしたいなら、あいつらよりマシな人間になれ」と言われ、そこから医師になることを決心する。
それからドンジュは、6年間連続で首席を手にしたことから、インターンとして病院で働くことになる。しかし、ドンジュが救急救命室に配属された初日、工事現場の崩壊事故により、救急患者が次々と運ばれる。
慌ただしい中、ある患者が応急処置中に腹部に埋め込まれていた鉄筋が抜けてしまい、大量の出血により危険な状態に陥る。その時、医者のユン・ソジョン(ソ・ヒョンジン)が普通では考えられない大胆な方法で出血を止める。ソジョンの素早い処置は皆から褒められるが、ドンジュはソ先に病院に来ていた救急患者を診なかったソジョンを攻める。子供の頃に自身の父より後からきた患者を先に治療した病院の理不尽な行動を思い出したのであった。
これによりお互いの印象は最悪になったドンジュとソジョンだが、ソジョンが「救命室では病院に着いた順番より、状態が深刻な人を優先に診るべき」とドンジュに反論しながらも、「でも、先に来ていたその患者が深刻だと気付かなかったのは私の判断ミスだ」と自身の過ちを認め、ドンジュもソジョンに少し心を開くのであった。