あらすじ
中部地検の検事ハ・デチョル(チュ・サンウク)は、権力に逆らわずに出世を狙う検事だ。
約10年前、デチョルは高校生だった時、同じ高校に通うユ・ミニ(キム・ソナ)に一目ぼれをした。
どうにかしてミニに近づきたいデチョルは、ミニのおじさんが運営しているプロレスジムで、「勝ったらミニと交際させてやる」と言われた言葉を信じてプロレスを始める。
そんなある日、孤児院で暮らしていたデチョルの前に「父親」と名乗るチョン・ドソン(パク・ヨンギュ)が現われ、「自分にスパイの濡れ衣を着せた男に復讐する為に検事になってほしい」と言われる。そこでデチョルは検事になることを決心する。
しかし、勉強が出来ないデチョルが検事になることは、無謀な挑戦だった。
ミニからもバカにされるが「本当に検事になったら付き合ってもいい」と言われたデチョルは、プロレスを辞めて猛勉強の末に本当に検事になってしまう。
一方、成長したミニは警察官になってソウルの江南(カンナム)警察署の強力班班長になっていた。
ある日、ミニは暴行事件の被疑者が釈放されていたことを抗議しようと担当検事を訪ね、検事になったデチョルと再会する。
検察部長から被疑者を釈放するように指示されていたデチョルは、ミニの抗議を受け入れようとはしなかった…。
しかしその夜、覆面をかぶって出掛けたデチョルは、被疑者の元へ行き鉄拳制裁を加えていた…。
「法で捕まえられなかったら俺が捕まえる…拳で!」