あらすじ
プロ野球球団のリハビリコーチとして働いているハン・ヨル(イ・ドンゴン)。
10年前、彼は付き合っていたチャ・ミレ(イ・ユリ)から冷たく捨てられ、一生一人で生きて行くことが目標になった。
ある日、コーチ仲間のギテから小学校での一日講師を頼まれたヨルは、校庭でひたすら走る少女サラン(イレ)と出会う。
一方、大学病院の神経外科で女性初の課長になり、最年少の癌センター長候補として成功のカードを手にしたシングルマザーのミレ。
ミレは仕事の接待で遅くなった日、突然の痛みで倒れてしまい、そのまま病院へ運ばれて余命一年を宣告される…。
「末期がんで余命一年」と宣告されたミレは、一人残されるサランに"最後のプレゼント"として父親を作ってあげる決心をする。
そんな中、父親候補として浮かんできたのは10年前に冷たく捨てた恋人のヨルだった。
ヨルの居場所を調べたミレは、ヨルが球団の賞罰委員会にかけられ、リハビリコーチの職を失いそうになっていることを知り、球団の知り合いにヨルを助けてもらうよう頼む。
一方、球団の賞罰委員会に向かったヨルは、不良少年たちに囲まれているサランを助けようとして賞罰委員会に遅刻してしまう。
遅刻したヨルは、条件付きで解雇の猶予を言い渡されるが、自分を救った人物がミレだった事を知り激怒する。
10年ぶりにシングルマザーとしてヨルの前に現れたミレ。
二人はついに再会を果たすが…。