Q:コンミョンさん、ク・ジュンモはどんな人物ですか?
コンミョン「ポンサンの後継ぎで、自分が欲しいものは必ず手に入れなければならないですし、やりたいことをやらないと気が済まないです」
Q:ヴィランを演じてみていかがでしたか?
コンミョン「ノワールアクションジャンルも、こんな役も初めてなので、このキャラクターについてお話するのもぎこちないです。普通、役の紹介は笑顔で言いますが、ジュンモは僕さえもぎこちなく感じる部分があります」
Q:演じる上で重点を置いた部分は何でしょうか?
コンミョン「ジュンモはほしいものを手に入れないと気が済まない性格なので、そういう面では感情に一番素直なキャラクターではないかと思って、どうすればより素直に表現できるかを考えました。世間知らずな子供のような感じを出せばいいと思って、特定のシーンではどうすれば世間知らずな部分を極大化して表現できるかを悩みながら臨みました」
Q:アン・ギルガンさん、ク・ボンサンはどんな人物ですか?
アン・ギルガン「撮影が終わって3カ月も過ぎているのでよく覚えていません。頭が白紙になっています。ク・ジュンモが僕の息子であること、妻が綺麗だったことだけを覚えています。闇世界を生きていますが、自分が持っているすべてを息子にあげるツンデレなパパです」
Q:チョ・ハンチョルさん、チェ・ソンチョルはどんな人物ですか?
チョ・ハンチョル「闇世界を生きていますが、愛が溢れる浪漫派ヤクザです。チュウンとこの組織が大好きで、ギジュンも大好きです。ギジュンとチュウンが戦うようになったら二進も三進もいかない状況で葛藤します」
Q:演じるに当たり、重点を置いた部分は何でしょうか?
チョ・ハンチョル「ソンチョルは口数も感情の表現も少なく、内面で考えてから行動する人物なので、視線や体の動き、言葉のリズムで表現することに気を遣いました。ソンチョルが動くに当たり優先順位は組織でした。組織、チュウン、ギジュンの順だったので、大胆に一つを選ぶことに気を遣いました」
Q:ソ・ジソブさん、アクションの準備過程と、アクションシーンの撮影で重点を置いた部分を教えてください。
ソ・ジソブ「この作品はアクションが重要でした。作品に入る前に監督に話したことがありましたが、念のためメモしてきました。(ポケットからメモを出して確認しながら語った)まず、不要なアクションはしないことでした。復讐していく過程で相手を制圧するか懲らしめるかを区分けしようと努力しました。また、アクションは体で表現するセリフだと思うので、戦っている時のギジュンのエネルギーや感情が伝わってほしいし、アクションにも起承転結があってほしいと言いました。 物語が進むにつれ、アクションの強度を徐々に上げてほしいとも言いました。ほかにもいろいろ話しましたが、幸いよく出来上がったと思います」
イ・ジュニョク「現場でお兄さんのアクションシーンの映像を見せていただいたことがありましたが、大勢の人と戦っている姿がとても格好良かったです。お兄さんならあんな状況であんな風にするだろうという信頼がありました」