Q:ソン・ガンホさん、有名なバレーボールマニアですが、バレーボールの魅力は何だと思われますか?
ソン・ガンホ「今はオンシーズンなので、毎日中継放送を見ています。男性バレーボールも魅力的ですが、女性バレーボールが持つ可愛らしいところが好きで好んで見ています。すべてのスポーツがそうですが、とりわけバレーボールはチームワークが重要視されるスポーツではないかと思います。野球やサッカーなどは1、2人のスーパースターが導いていくパワーがありますが、もちろん、バレーボールもキム・ヨンギョン選手のようなスーパースターが支配的なこともありますが、ほとんどはチームワークが重要視されていると思います。監督と選手、選手同士のコミュニケーションが格別なスポーツではないかと思います」
Q:パク・ジョンミンさん、チャン・ユンジュさん、撮影しながら思ったバレーボールの魅力は何でしょうか?
パク・ジョンミン「子どもの頃からお父さんの隣でバレーボールをよく見てきたので、バレーボールへの理解度は相当あると思っていましたが、今回撮影しながら、また先ほど映画を見ながら、コートの中で行われることは外で感じることとはまた違うと感じました。バレーボールは知れば知るほどハマらせる魅力があると思いました」
チャン・ユンジュ「私が演じた役はジャンプをたくさんしなければならないポジションだったので、実際に膝を怪我して苦労しました。強いスパイクをとても打ってみたかったのですが、怪我でなくても(役の設定上)結局できなかったです。強いスパイクを打てなかったのは名残惜しいですが、強烈なスパイクが(この映画の)素敵な一発だと思います」
Q:ソン・ガンホさん、監督を演じるに当たりロールモデルや参考にしたものがあれば教えてください。
ソン・ガンホ「ロールモデルは特になかったです。作戦タイムを注意深く見ましたが、叱ったり、勇気づけたり、励ましたりする姿が面白かったですし、その部分を参考にしました」
Q:パク・ジョンミンさん、これまでと違う姿を見せるために重点を置いた部分は何でしょうか?
パク・ジョンミン「球団主の公約がなければこの物語は成り立たないので、合間合間に登場し、役者や選手たちに刺激を与えることに重点を置いて楽しく演じようと思いながら臨みました。先輩と監督にいろいろ助けてもらいながら楽しく撮影しました」
Q:ソン・ガンホさん、後輩たちとの演技の相性はいかがでしたか?
ソン・ガンホ「前々からファンでした。ジョンミンさんはどんな役も自分ならではの解釈と表現で観客を虜にする怪力を持つ俳優ではないかと思います。チャン・ユンジュさんは役者たちが持っている典型的な形を、自分の個性と魅力で随時に行き来する姿がとても魅力的で強みではないかと思います。2人ともとても不思議な役者だという印象を受けました。いい意味の不思議さです(笑)。その不思議さが与えてくれるシナジーがこの映画に詰められたら『1勝』の独特な魅力として発揮されるのではないかと期待していましたし、楽しく共演しました」
Q:パク・ジョンミンさん、韓国道路公社のサポーターズだと言っていったくらいのバレーボール狂としてこの映画はいかがでしたか?
パク・ジョンミン「今は韓国道路公社のサポーターズではないです(笑)。あのチームが金海(キムヘ)へ行き、(応援)チームを失ってしまいました。今は女性バレーボールのファンで、すべてのチームを応援しています。今日映画を見ながらコートの中で選手たちがあんな風に監督と選手、選手同士がコミュニケーションを取っているんだと知りましたし、選手間の感情問題もあるだろうし、いろいろと彼らを理解するのに助かりました」