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TVINGオリジナルシリーズ『運が良い日』制作発表会


Q:イ・ソンミンさん、ユ・ヨンソクさん、狭いタクシーの中で出来事を描く上で、感情変化を表現するのは簡単ではなかったと思いますが、いかがでしたか?

TVINGオリジナルシリーズ『運が良い日』制作発表会
ユ・ヨンソク、イ・ソンミン
(c)CJ ENM


イ・ソンミン「1、2話は序の口に過ぎません。オ・テクの立場で積もっていく感情、心理変化などこれから繰り広げることが多いです。撮影は順序通りに行わなかったので、状況や感情の変化をチェックしながら臨まなければならなかったのですが、その部分は監督を信じて演じました。僕なりにはいくつかの基準がありました。これから3、4か所の大きな山場がありますが、その部分は台本に星印で点数を表示しておいて、もし星10個なら10個に合わせて感情の流れを表現しようと努力しました」

ユ・ヨンソク「狭い空間でクム・ヒョクスとオ・テクがお互いのことを探る過程から始まり、お互いの計画を表さず感情を表現する状況を1日で撮影が終わったこともありますが、ワンシーンをいろんなところっで撮影したこともあり、感情の連結や微妙な感情表現に気を使いました。ヒョクスは感情や痛みを感じない設定だったためなるべく先輩の演技にリアクションをしないで、相手の感情の動揺に巻き込まれず、自分の計画を実行していくことに重点を置きました」

Q:ユ・ヨンソクさん、感情のない殺人鬼を演じるためにどんな準備をしましたか?

ユ・ヨンソク「悪役を演じたことはありますが、こんなに悪辣な役は初めてなので、役に近づくのが簡単ではなかったです。サイコパス設定もあったので、既存の作品でのサイコパスとどんな差をつけるかを悩みました。他の作品を探して見るより、実際のサイコパスたちのインタビューやドキュメンタリーを見てヒントを得ました。

(他のサイコパスと)ヒョクスの違いは痛みを感じないということでしたが、それも理解できなかったので、ドキュメンタリーなどの映像を探して見てヒントを得ました。現場では納得いかない感情と行動をしなければならなかったので、キャラクターを理解しようとせず、自分と離して演じようとしました」

Q:イ・ソンミンさん、前作『財閥家の末息子』以来“会長”と呼ばれていましたが、今回タクシー運転手を演じることで“オ運転手さん”と呼ばれるのではないかと思いますが、いかがでしょうか?

イ・ソンミン「前作以後は“会長”とよく呼んでいただいて感謝でした。ドラマがヒットしたからだと思います。このドラマを選んだ理由は前作とだいぶ違うキャラクターだったので、違う姿をお見せできると思ったからです。撮影序盤は周りに“本物のタクシー運転手に見える?会長に見えない?”とずっと聞きながら撮影しました(笑)」

Q:ユ・ヨンソクさん、医師役を演じることが多いですが、今回はどんな姿を見せてくれますか?

ユ・ヨンソク「最近、医師役を演じることが多かったですが、今回は医者の姿より、ヒョクスが殺人を行うのに必要な解剖学などを勉強するための手段として見ていただけたらと思います」



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