Q:キム・ジヨンさん、チャン・ヒョンソンさんとの演技の相性はいかがでしたか?
キム・ジヨン「昔から好きな先輩ですが、やっと共演できて幸せでした。恋人同士だけが分かる、お互いかばい合い、見守り、小言を言ったりしますが、心にはお互いを思う心があったので、撮影していた間、心が温かかったです」
Q:イ・ミドさん、ユンジョンを演じる上で重点を置いた部分は何でしょうか?
イ・ミド「会社に通ったことはありませんが、10年目のOLを自然と表現しようと努力しました。(京畿道の)坡州(パシュ)の出版団地で撮影しましたが、出社する気持ちで現場に出て、待機時間も会社員のようにそれぞれの席に座っていましたし、隣の人に小言を言ったり、スジョン姉さんと話し合ったり、本当の出版社の社員のように過ごしました。イ・サンイさんはとても礼儀正しい人ですが、たまに怒らせるポイントがあって、おかげでビョンスに怒るシーンでは自然と演じられました(笑)。チ・イスさんは普段は物静かですが、一発があり、そういう姿がよく出ていて良かったです」
Q:チ・イスさん、役とのシンクロ率はどれくらいでしょうか?
チ・イス「MZ世代の標本のようなキャラクターです。自分の仕事を黙々とし、人の事にはあまり興味がなく、人の顔色を伺わないですが、会食は大好きです。私とのシンクロ率は、私は頑張って仕事し、同僚たちとお酒を飲むのが好きなところは似ていますが、派手にソメク(焼酎+ビール)を作ることはできません(笑)」
イ・ミド「撮影以後は派手に作っていました(笑)」
Q:イ・ドンウクさん、イム・スジョンさんとの共演の相性はいかがでしたか?
イ・ドンウク「イム・スジョンさんとの演技の相性はこの上なく良かったです。ドラマ『恋愛ワードを入力してください~Search WWW~』にカメオ出演した時は客の立場で邪魔にならないように早く撮って早く抜けようという思いでパパッと演じましたが、その時の感じがとても良かったので、いつか共演したいと思っていました。運良く機会が早く訪れて、その機会を掴みました。現場でスジョンさんはとても几帳面でディテールでした。僕はシナリオの前後の状況を読んで‘これくらいの感情だろう’と思って演じようとしたらスジョンさんは監督に“ここはこういう感情で合っていますか?”ともう一度確認していました。おかげで感情線が変わることもあったので良いパートナー、素晴らしい役者さんだと思いました。それを実感できて光栄でしたし、嬉しかったです」
Q:イ・ドンウクさん、イム・スジョンさん、役に共感できた部分を教えてください。
イ・ドンウク「僕は写真を撮るのが苦手ですが、ヨンホはずっと写真を撮っていました。写真を撮るのが得意だという満足感より、ここは写真で写った時もっと美しいんだとか、ソウルのまた違う面が見られるのが好きで撮っているという部分に共感しました。僕が暮らしているところで、よく通り過ぎているところなのに、撮影しながら新しく気づいたこともあり、ソウルの美しい風景に共感できました」
イム・スジョン「これまでは自ら仕事ができるキャラクターを演じることが多かったですが、ヒョンジンは隙が多くて手がかかるし、整理整頓ができず、ジタバタしていて人間的な役ですが、私にもそういう面があります。本当に親しい人だけが知っている姿で演じていたらとても気が楽になりましたし、自由を感じました。どう見えるかを気にせず、気楽に演じました。愛おしく見えるかもしれなく、物足りなく見えるかもしれなく、隙があるように見えるかもしれない部分も気楽に演じましたし、共感できました」
Q:イ・サンイさん、空気が読めない変わった人物を演じる上で気を使った部分は何でしょうか?
イ・サンイ「監督はまるで編集長のようでした。“このシーンではこれくらいでいい”など、正確なディレクションをしてくれました。笑いには順方向と逆方向があると言いながら(笑)、ビョンスに合うディレクションと演出をしてくれました」