Q:ハン・ヒョジュさん、アクションのためにどんな準備をしましたか?
ハン・ヒョジュ「アクションもアクションですが、腹筋がはっきり見えなければならなかったですし、体に傷跡も多い設定だったので、そんな体を作るのが大変でした。重要なシーンを撮る一週前くらいに、ランニングマシンで走っていたら涙が出ていました(笑)。いつまで(やらなければならないのか)…後一週間だから頑張ろうと思ってトレーニングをしました」
チョ・ジヌン「簡単ではないですよね。体重を減量するのは本当に大変ですし、自分との闘いです。負けたら終わりです。僕は泣いたことはありませんが、ヒョジュさんの涙が出たという言葉には1千%、1万%、共感します。(ハン・ヒョジュに向かって)ご苦労様でした」
Q:チョ・ジヌンさん、2度目のノルウェーはいかがでしたか?
チョ・ジヌン「めちゃくちゃ遠かったです。前作のロケを終えた時、“生きているうちにまたノルウェーに来ることはないだろう?”と言っていたのですが、嘘のようにまた行きました(笑)。風景はとても綺麗でしたが、2度目に行ったら感興がなく、異色的ではなかったですが、キャラクターについていろいろと考えるようになりました。知っている道を歩いていくのに、考えることが違って新鮮な感じがして印象的でした」
Q:ハン・ヒョジュさんは“チャ・スンウォン先輩のツンデレのようなユーモアが大好き”と言い、オ・スンフンさんは”チャ・スンウォン先輩のような先輩になりたい”と言っていたくらい、チャ・スンウォンさんは現場のムードメーカーだったそうですね?
チャ・スンウォン「僕の本分を尽くしただけです(笑)。僕は現場はいつもリラックスしていなければならないと思っています。役者の役に集中する方法はいろいろありますが、僕はそうした方がよく集中できる方です。リラックスしていたら演技もよくできますし、現場も順調に回ります。現場はたまに尖っている時がありますが、そんな時は集中もできないですし、間違ったら事故になる時もあるので、いろいろ勘案して、最年長者の僕からリラックスしようとする僕だけの働き方です」
ハン・ヒョジュ「先輩のおかげで現場の雰囲気がとても良かったです。いつも“止めて”とつっけんどんに言い放ちますが、全部やってくれました。すごく軽く見えても、誰よりも頑張っています。目立たないように頑張っていて本当に格好いいと思いました。
先輩はあまり話を聞いてくれないようなイメージがありましたが、悩みがある時は相談したくなるほど、真面目に聞いてくれ、アドバイスしてくれました。現場で休憩しながら、悩みをぽんと話したことがありますが、とてもよく聞いてくれて、アドバイスしてくれて感動したことがあります」
チョ・ジヌン「一番大変なアクションシーンをチャ・スンウォン先輩のおかげで愉快に撮りました。体はぼろぼろになっていても胸と頭は綺麗にする才能がありました。今当時を思い出したら笑ってしまうくらい、アクションシーンをこんな風に撮ってもいいのかと思うくらいとても楽しく撮影しました」
Q:シーズン2がNetflixで公開される感想を聞かせてください。またシーズン1と違う魅力を教えてください。
チョ・ジヌン「続編とか、シーズン2の作品は初めてです。シーズン2の作品に出演することは撮影しながらも変わった経験でした。 Netflixの作品も初めてですが、撮影していた時はそういうことで変わったことはなかったです。僕の作品では初めて披露するプラットフォームなので一風変わった感じはあります」
チャ・スンウォン「コロナ禍以後、映画界の構造がだいぶ変わっていて、映画を接する方式も多変化していると思いますが、役者の立場では変わったことはありません。映画館ではなくNetflixを通して映画が公開されたのは『楽園の夜』が初めてでした。Netflixを通して全世界へストリーミングされる次代を生きていると思いました。多くの人が頑張って作った作品を全世界の多くの方に見ていただける機会が与えられることには長所であり、役者としては大きな得だと思います。役者の立場では映画館での公開も、ストリーミングも同じです。
シーズン2の魅力はシーズン1のマニアが多くて心配になる部分もありますが、期待しているのはウォノはシーズン1よりずっと深くなりましたし、哲学的になりました。僕はやりたいことをいろいろやってみました。何より、ハン・ヒョジュさんとオ・スンフンさんが出るのが一番の魅力だと思います。ヒョジュさんはシーズン1のヴィラン以上の姿を見せてくれましたし、スンフンさんは共演していて‘この人は演技をどれくらい長くやって来たのかな?こんな感性を見せてくれるなんて’と思ったことが何度か ありました。この2人が映画の中心となり、いろいろな見どころをお届けすると思います」
ハン・ヒョジュ「映画の中心は先輩方ですよ(笑)」