Q:日韓の撮影現場の違いはありますか?
「“時間”が違います。1番大事なことだと思いますが韓国では週に52時間以上撮影できないと決まっています。なぜかというと撮影現場は遠いのが当たり前で車の事故とかが多かったり、あまりにも大変で病気になってしまう人もいて、亡くなってしまったスタッフさんも多いです。このような事故が毎年繰り返されていましたが、いまは2分過ぎただけでも通報したら監督とかみんな捕まってしまいます。
日本では去年ドラマの撮影をしましたが、6時現場に呼ばれて次の日も5時に呼ばれて…休みが1日ありましたが個人スケジュールがあったので東京に帰ってきてスケジュールをこなして、次の日も5時30分に現場入りしました。なので日本はまだそういった決まりがないのだと思いました。どちらがいいかと言われると素敵な作品も大事ですが、何よりも人の命が大事じゃないですか。なので世界的にもこのルールが施行されたらいいなと思ったこともあります」
Q:撮影現場ではスタッフの上下関係が厳しいと聞きますが、韓国ではどうでしょうか?
「韓国でも同じだと思います。僕は日本でいままで3作品撮影しましたが現場の雰囲気がすごく良かったです。もちろん作品やスタッフさんたちの人柄によって変化はあると思いますが、基本的に日本の撮影現場は親切で優しくて、撮影している期間が本当に楽しかったですし思い出になりました。
韓国では正直終わったら“大変だったな”と思うことがありますが、日本では撮影が始まったときに戻りたいとかいままでそういう記憶しかないです。いい監督さんやスタッフさんたちとずっと撮影ができて運が良かったと思いますが、基本的に現場の雰囲気が良くて韓国もそうなってほしいと思いました」
Q:韓国のコンテンツが世界中を制覇しているイメージですが、世界中から愛される理由は何だと思いますか?
「もちろんベースは先ほどもお話しした通りお金だと思うんですけど、それ以上に韓国がもっている財産はアーティストだと思います。歌手も俳優もそうですが、みんな頑張っているのは当たり前ですが‘成功するために自分のやりたいことは諦めてもいい’など情熱を持った人が多いので努力するしかないですし、努力した分だけついてくるのは結果なのでそういう人たちを使うことができる韓国の現場は運がいいなと思います」
Q:これだけのヒット作を作れるのは韓国には国営のアカデミーがあるからですか?
「逆に韓国では日本の監督や脚本家を天才だと思っている人も多いです。僕も小学生の時から日本の作品をテレビでたくさん見てきました。」
Q:尊敬する俳優さんはいますか?
「みんな好きだと思いますが、イ・ビョンホンさんです!いまも韓国で1番天才だと思う人はイ・ビョンホンさんです。最近は『それだけが、僕の世界』という作品でボクシング選手の役だったのですが、あれを見たらイ・ビョンホンさんがトップスターではなくて近所のおじさんに見えます。その演技もリアルでこれはイ・ビョンホンさんなのか?というくらい様々な役になりきる天才だなと思います」
Q:好きな日本映画や監督はいますか?
「今日会場にいらっしゃるのはほとんどが女性の方なのでオススメはできませんが僕が好きなのは『アウトレイジ』のシリーズが1番好きな映画ですしジャンルでし出演してみたいです。これは本当に昔からの夢です」
俳優ユン・ソンモとしてトークショーに登壇したが、12月にはイベントも開催される。
< SUNGMO Christmas 2023>
【公演概要】
2023年12月24日(日)
森のホール21 (松戸市文化会館)小ホール 千葉県松戸市千駄堀646番地の4
◇ 昼公演 開場14:00 / 開演14:30
◆ 夜公演 開場17:30 / 開演18:00
【チケット料金】
全席指定 ¥11,000(税込) ※お見送り握手会付
【チケット販売期間】
ファンクラブJuliet先行:
2023年10月21日(土)12:00~10月29日(日)23:59
ぴあ先行:
2023年11月3日(金・祝)12:00~11月12日(日)23:59
プレイガイド先行:
2023年11月18日(土)12:00~11月26日(日)23:59
一般発売: 2023年12月9日(土) 10:00~
詳細はこちら
https://sungmo-official.jp/contents/683607