上映後は歌手兼俳優として活躍しているソンモのトークショーが行われた。
Q:ショートフィルムでは撮影場所を限定したり、費用を押さえるため努力していますよね。
「ショートフィルムではスタッフさんたちが出演したり、まだ駆け出しの俳優がスタッフとして撮影しながら監督さんと仲良くなって“今度作品に呼んでください”ということも結構あります」
Q:『マルソック』(Met you by chance)のようなドタバタコメディはお好きですか?
「僕の好みではないです(笑)」
Q:日本ではバラエティ系の作品も人気ですが、韓国ではいかがですか?
「日本も韓国も同じだと思いますが、スリラーやアクション映画以外の衝撃的ではない映画はチケットが売れにくいです。韓国もコメディやメロジャンルでは観客数が100万人を超えたら大成功だと言いますが、アクションやスリラーはその基準が1000万人です。なのでもちろん映画のジャンルによって製作費も違います」
Q:ソ・イングクさんとユンホさんの作品もありましたがいかがでしたか?
「ソ・イングクさんのショートフィルムを見たら昔のことを思い出しました。超新星というグループで活動していて舞台に立つ前のこととか、たくさんの衣装を着ていろんな人になれますが本当の自分はどんな人なのか表現したいのかなと思いました。
ユンホさんは相変わらずカッコいいと思いますし、とても特徴のあるムービーでした。ユンホさんは元々ダンスが上手ですが表情をあんな風に使えるのを見て、今も努力し続けているんだなと感じました」
Q:ユンホさんのショートフィルムはお金のかけ方が他の作品に比べてすごかったですね。
「先ほどお話しに出た『マルソック』(Met you by chance)とユンホさんの作品だと製作費は30倍くらい違うと思います。エンドロールに出演者やスタッフの名前が出てきますが、それが何分になるかでお金が違います」
Q:全体の作品を通して韓国の作品に通じているものはありますか?
「韓国の映画はやっぱり俳優さんの演技が上手いですし、編集のカットが多いです。ショートフィルムもそうですが、日韓で俳優として活動していますが違いはカットの数だと思います。それがいい時もあればそうでない時もありますが、話すとは長くなりますので後程お話しします(笑)」
Q:韓国ではショートフィルムは人気ですか?
「正直に言うと人気はないです(笑)。韓国人に“ショートフィルムを見たことありますか?”と聞いたら90%以上の方は“見たことない”と言うと思います。なのでユンホさんみたいに人気がる方がショートフィルムを撮影してYoutubeとかにあげたら、無料で見られるのでこれから人気が出るのではないかと思います」