Q:チョン・ヨビンさん、役の紹介をお願いします。
チョン・ヨビン「23年のハン・ジュニは10年間大好きだったヨンジュンを不慮の事故で失ってしまい、喪失感と挫折感に陥っていますが、ある日、写真と、カセットテープが入った差出人不明の宅配物が届きます。その音楽を聴いた瞬間、98年のミンジュの体に入り、時間旅行を始めます。そこで大好きで恋しがっていたヨンジュンにそっくりなシホンと、彼の隣にいるインギュに出会い、一緒に時間を過ごすようになります」
Q:1人2役を演じる上で重点を置いた部分は何でしょうか?
チョン・ヨビン「ミンジュとジュニの性格はもちろん、それぞれのイキサツや人の接し方など、全く違ったのでむしろ演じやすかったです」
Q:カン・フンさん、役の紹介をお願いします。
カン・フン「1998年を生きる子です。子どもの頃から聴覚障害で補聴器を着用しています。シホンが偏見なく近づいてくれたので、無二の親友になります。片想いしているミンジュの視線がシホンに向かっていることに気づき、心を痛めます」
Q:監督、オーディションでカン・フンさんがセリフを読んだ瞬間、インギュだと思ったそうですね?
監督「今はライジングスターですし、バラエティ番組でも大活躍をしていますが、当時は2年前、まだ新人でした。僕が相手役のセリフを読んだ後、カン・フンさんがセリフを言った瞬間、‘おっ?インギュだ’と思って周りを見回したら、作家さんの目にはハートがありましたし(笑)、スタッフたちも‘この人だ!’という目で見ていたので、その場で“インギュ役を演じてくれ”と言いました」
カン・フン「監督から“選択権を渡したい。この役を演じたいかどうか選んでくれ”と言われましたが、そんなことを言われたのは初めてでした。監督の前では悩んでいるふりをしましたが、エレベーターを待っている間、とても嬉しくて、すぐに事務所に電話して“出演する”と言いました」
監督「“スケジュールを確認しなきゃ”と言われました(笑)」
カン・フン「いろいろと事情があるかもしれないので(笑)」
Q:カン・フンさん、インギュを演じる上で重点を置いた部分は何でしょうか?
カン・フン「インギュは軟弱に見えますが、思慮深く責任感もあり、勇気のある子だと思って、学生時代の僕の姿を混ぜて表現しようと努力しました」