ニュース コラム グッズ 来日情報 お問合せ

全コーナー一覧

サイトマップ

▼検索したいコーナーをお選びください。

取材記事

映画『誕生』制作報告会


Q:ユン・シユンさん、フランス語、ラテン語、中国語を完璧に駆使したそうですね?

映画『誕生』制作報告会
ユン・シユン
(c)CJ CGV(株)、(株)レッドアイス・エンターテインメント


ユン・シユン「キム・デゴン神父をありのまま描かなければならなかったのですが、実際に3か国語で書かれた神父の書信が残っています。今見ても、完璧に見えるくらいだったので、外国語が下手ではならなかったです」

Q:どのように準備しましたか?

ユン・シユン「フランス語は一度も習ったことがありません。韓国人には苦手な発音がいくつかあって、発音の訓練だけ1か月以上しました」

ユン・ギョンホ「現場で会話することなく、1人でずっとフランス語の練習をしていました」

Q:イ・ホウォンさん、外国語が上手で褒められたそうですね?

イ・ホウォン「外国語のセリフが少なかったので、繰り返し練習していたら、うまく言えるようになりました」

ユン・シユン「外国語の実力がどんどん伸びていく設定だったのに、初めてのテイクからとても完璧に言ってしまって少し実力を下げて演じました(笑)。わざとゆっくり下手に言いました」

ロビン「最初は(フランス語を)上手く言えるのかなと不安があったのですが、現場で2人のセリフを聞いたらとても上手だったので安心しました。他のフランス人の役者も“上手だ。もう教えることはない”と言っていたくらいしっかり準備してきました」

Q:ソン・ジヨンさん、オーディションを通して出演したそうですが、オーディションはいかがでしたか?

ソン・ジヨン「オーディションは私にとって大きな冒険でした。オーディション当時を振り返るととても懇切していたと思います。“最終オーディションに来てください”というメールをいただいて、まだ出演が決まっていないのに、台本を抱いて寝たり、切頭山(※)に行って“どうか合格させてください”と祈祷したり、前もって現場踏査したり(笑)、中国人の友人にご飯をおごりながら中国語を練習したりしました。そういった懇切さがオーディションで見えたのではないかと思います(笑)」

※チョルトゥサン。カトリック教徒が処刑された殉教地

Q:ユン・ギョンホさん、実在した人物を演じる上で重点を置いた部分は何でしょうか?

ユン・ギョンホ「この映画は実話をモチーフにしていて、カトリックの立場では聖人の物語なので、重さや真面目な態度が重要だと思って、役作りをするより、その人物に真剣に近づこうとしました。ヒョン・ソクムンとキム・デゴンは父と息子のような存在だったそうです。シユンさんとはあまり年齢が離れていませんが、息子を見るように愛情を持って見ていました。息子のようで、弟のようで不思議でした」



(2/5ページ)