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映画『白頭山』制作報告会


Q:ぺ・スジさん、演じる上で大変なことはなかったですか?

映画『白頭山』制作報告会
ペ・スジ
(c)m-up


ぺ・スジ「経験したことのない部分なので不安がありましたが、実際のような現場を作ってくださってすぐ没頭できました。1人での撮影が多くて寂しかったです(笑)。先輩方と撮影するときは元気が出ました(笑)」

Q:どんな部分に惹かれて出演を決めましたか?

映画『白頭山』制作報告会
イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、チョン・ヘジン、ペ・スジ
(c)m-up


イ・ビョンホン「様々なジャンルに出演してきましたが、災難映画は初めてです。災難映画ならではのスリル感と緊張感が全般的に漂っていてシナリオを一度に読みました。また、ハ・ジョンウさんとバディムービーのような感じもあって、それに対する期待が大きかったです」

ハ・ジョンウ「災難にあった人々の行動や言葉が単片的ではなくて良かったです。実際、災難にあっても24時間ずっと苦しまないですよね。ユーモアと正直に対処する人物たちが新鮮でした。また、災難を突破していく中でジュンピョンとインチャンがティキタカ(※)する部分にも魅力を感じました」

※サッカーで短いパスをメインに試合を展開する戦術で、“ティキタカ”という言葉はパスがテンポよく続くことからスペイン語で擬声語にしたものだそう。そこから、最近は日常的にやり取りや掛け合いがピッタリ合うという意味でも使われている。
チョン・へジン「サッカー競技場で息子の競技を見ていて、周りがものすごくうるさい時にキム監督から連絡をいただきました。2人の監督のファンだったので、シナリオをいただく前でしたが、『(声をかけていただき)ありがとうございます。競技が終ったら連絡します』とお伝えしました。こんなに大きな映画とは知らなかったです。シナリオを読んだらとても素晴らしかったので、すぐに出演すると言いました(笑)」

ぺ・スジ「シナリオがとても面白かったです。災難映画なので、重い雰囲気だろうと思いましたが、状況は深刻だけど、面白く表現されている部分が新鮮で、面白かったです。何より、分かりきったキャラクターではなくて面白かったです」

Q:イ・ビョンホンさんとハ・ジョンウさん、チョン・へジンさんとぺ・スジさん、お互い“この部分が最高だったこと”を15秒間述べてください。

イ・ビョンホン「ジョンウさんはシナリオで読む時はとても平凡なシーンを、すごく面白く作り上げる才能があります(笑)。何もないシーンを笑いとユーモアで豊かに作るのが長所だと思います」

ハ・ジョンウ「それは兄さんと一緒だったからシナジーがあったと思います。兄さんは“ブラックコメディの精髄”ではないかと思います。真面目な顔、中低音のボイスから出る突飛なユーモアを聞いたとき…(15秒切れ)」

チョン・へジン「私たちが思っているぺ・スジさん、今この姿のぺ・スジさんと現場でのスジさんの姿は違いました。リハーサルの時も火山灰をかぶっても…(15秒切れ)」

ぺ・スジ「カリスマ性を持ち、現場ではアドバイスをしてくださったり、応援をしてくださいました。私がうまく演じた時は手を握ってくださったり、大きな力となりました」

Q:イ・ビョンホンさん、ハ・ジョンウさん、お互いの出演を知った時、いかがでしたか?

イ・ビョンホン「数年前から、映画祭やイベントで会うたびにいつも『一度は共演したいね』と言っていました。いつか現実になるだろうと楽しみにしていたので、今回共演できて嬉しかったです」

ハ・ジョンウ「良い先輩に出会うのは難しいですし、大きな祝福です。昔から夢見ていたことが今回の作品で実現でき、感謝だけです」

Q:ハ・ジョンウさんは共演者にニックネームをよく付けるそうですが、今回はどうですか?

ハ・ジョンウ「ビョンホン兄さんは難しいです(笑)。マスコミ試写会までに考えて、その時にお話しします(笑)。スジさんのニックネームは“ペ会長”です。スジさんは年齢にふさわしくなく、ご飯も、お酒もよくおごってくれるんです。残念ながら僕たちはそのタイミングを逃しましたが(笑)。なので、会長と呼ばなくては、と思い“ぺ会長”と呼んでいます。チョン・へジン先輩は“スーパーケミ(蟻)(※)”です。株に関心が高く、よく投資もされていて(笑)。(チョン・へジンに向かって)種目の紹介をお願いします(笑)」

※個人投資者のこと
Q:イ・ビョンホンさん、今回多様なアクションを披露されるそうですが、どんなアクションですか?

映画『白頭山』制作報告会
イ・ビョンホン
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イ・ビョンホン「大きな爆発による地震が何度も起こりますが、そのたびに車が傾いたり、うまく歩けない演技をしなければならなかったので、難しくもあり、新鮮でもありました。この映画は4D映画にピッタリではないかと思います。4Dで見ると、リアルに感じられそうな場面が多いです」

Q:CGが多くて想像しながら演じることが多かったと思いますが、いかがでしたか?

映画『白頭山』制作報告会
チョン・ヘジン
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チョン・ヘジン「舞台だと思って想像しながら演じればよかったので難しくはなかったですが、多くのエキストラたちとアクションの動きを合わせるのに、怪我しそうで不安でした。でも、爆発シーンや、崩壊シーンは楽しかったです」

ペ・スジ「漢江の水が押し寄せるシーンではリアクションをどれくらいにすればいいか、監督と話し合いながら演じたのであまり難しいことはなかったです」

Q:ハ・ジョンウさんは『神と共に』でCG撮影に慣れていたのではないかと思いますが、いかがでしたか?

ハ・ジョンウ「みなさんの(CG)演技があまりにも上手で驚きました(笑)。江南駅でのシーンは実際にそこにセッティングをして撮影して、本当にこうやってもいいのかと思うほど独特な経験でした。何より、白頭山が爆発するのを目の前で経験すること自体がものすごい見どころではないかと思います」

Q:イ・ビョンホンさん、ハ・ジョンウさん、役者としてお互いにどんな魅力を感じましたか?

イ・ビョンホン「以前、ハ・ジョンウさんが演出した映画『ローラーコースター』でいきなりタクシーが空を飛ぶシーンでは拍手しながら鑑賞しました。そんな果敢なところがハ・ジョンウさんの魅力ではないかと思います。僕にはないそんな部分が素敵に見えましたし、似たいと思いました。役者として自分がやりたいことをやって、演出もする行動力が格好いいですし、共演しながらもそんな感じを受けてとても良かったです」

ハ・ジョンウ「後輩の立場で兄さんについて何かを言うのはおこがましいのですが…兄さんが選択し、役作りをして演じたすべての作品が良かったです。兄さんは映画への眼識が高くて、プライベートでも映画に関する話をたくさんしました。その内(僕が制作した映画)『エターナル』のシナリオを自然と渡していました。その作品を通してより近くなりましたし、この作品で共演することになったと聞いた時、より一歩近づけるだろうと思いました。兄さんは悲劇と喜劇、どちらも上手で、どの映画、どの役でも多様な姿を見せてくれると思って、ただ嬉しかったです」

Q:ハ・ジョンウさん、以前「ペ・スジさんと夫婦役なのに一緒のシーンがない」とおっしゃいましたが、本当になかったですか?

ハ・ジョンウ「昨年、あるインタビューでスジさんと会うシーンがないと言いましたが、シナリオを読み直したら、一緒のシーンがあってすごく嬉しかったです(笑)。最初と最後に会うシーンがあります(笑)。妻役にスジさんがキャスティングされたと聞いた時、“年齢差があるのに大丈夫か?”と悩みましたが、周りから『(『神と共に』の)キム・ヨンファ監督夫婦はもっと(年齢差が)あるので大丈夫』と言われて、勇気を出して臨みました(笑)」

Q:最後に一言お願いします。

映画『白頭山』制作報告会
イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、チョン・ヘジン、ペ・スジ
(c)m-up


イ・ビョンホン「初めて挑戦する災難映画だったので、どんな映画になるのかどの映画より期待しています。それぞれ撮影するシーンが多くて、他の役者さんがどんな状況でどう演じたのかわからない部分も多く、観客の気持ちで楽しみにしています。白頭山の火山爆発という素材はありえることなので観客のみなさんも没入するのではないかと思います」

ハ・ジョンウ「年末に楽しく観られる作品になるんじゃないかと思います。『白頭山』は『PMC:ザ・バンカー』より楽に観られると思います。撮影前に、監督に『カメラの揺れを抑えてほしい』と言ってありますので(笑)」

チョン・ヘジン「作品性があると思います。何よりイ・ビョンホンさんとハ・ジョンウさんの演技がとても気になっています」

ペ・スジ「撮影現場が災難現場のように緊張感と緊迫感で溢れていました。映画を楽しみにしていてください」



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