Q:イ・ヨンエさん、水中撮影、干潟撮影、アクションなど、大変ではなかったですか?
イ・ヨンエ「大変でした。でも、共演者や監督、スタッフがものすごい情熱を持って臨んでいたので、大変だとは言えなかったです」
Q:イ・ヨンエさん、スタッフに感動されたそうですね?
イ・ヨンエ「みんなとても純粋でした。波が押し寄せて、頭まで水に浸かる状況でも体を張って海に飛び込む姿を見て感動しました」
Q:イ・ヨンエさん、これまで様々なオファーがあったと思いますが、この作品のどの部分に心が動かされましたか?また、これからどんな姿を見せたいですか?
イ・ヨンエ「スリラーだけど、温かいです。一言で言うと、感動があってよかったです。いい人ばかり出るわけではなく様々な人物が出てきますが、それが現実ですし、私たち自身を振り返ってみる余韻が残ることに心が動きました。
遅く結婚し母親になったので、家族のことだけに気を取られていたら時の流れに気が付きませんでした。20代、30代は役者として自分だけを考えて過ごし、40代は家族中心でした。それが滋養となり、良い作品に出会える大きな根本となったのではないかと思います。家族と仕事のバランスをとり、いい姿をお見せしたいです」
Q:ユ・ジェミョンさん、イ・ヨンエさんとの共演はいかがでしたか?
ユ・ジェミョン「同僚のイ・ヨンエさんは相手に良き影響力を与えてくれます。共感しながらも、強力な集中力で演じていて感心しました。一段と成長できる感じを受けました」
Q:イ・ヨンエさん、演技を表現する上で変わったことはありますか?
イ・ヨンエ「7,8年間母親として生きながら自分の中にできた感情が、どう演技に表れているか、私も気になります。母親として表現できる感性が明らかに以前と違うと思います。その部分に重点をおいて演じましたし、鑑賞ポイントとなってほしいです」
Q:イ・ヨンエさん、前と作品を選ぶ基準が変わったことはありますか?
イ・ヨンエ「結婚前はキャラクターとジャンルを重要に考えていましたが、母親になると、せめて自分の作品だけでも人々にいい影響を与えてほしいなと思うようになりました。子どもたちが生きるのに、少しでもましな未来になってほしく、いい影響を及ぼしたいと思い、それに合う作品を選んでいます」
Q:最後に一言お願いします。
イ・ヨンエ「久しぶりにステージに立って、上手く話せず至らない部分があったかもしれませんが、大目に見てください(笑)。実力のある共演者と、良い監督と共演できて恵まれたと思っています。これからも役者として多様な姿をお見せしたいと思います」
ユ・ジェミョン「先輩は恵まれたとおっしゃいましたが、最も恵まれているのは僕だと思います!多くの方が最善を尽くしました。たくさんの関心をお願いします」