Q:アン・ジェホンさんとチョン・ウヒさんは(ウェブドラマ『抜群な女』以後)5年ぶりの共演ですが、変わったことはありますか?演技の相性はいかがですか?
アン・ジェホン「当時の僕は20代で、今は30代になったことと、当時は少し太っていましたが、今は減量したこと…冗談です(笑)。演技の相性はピッタリで楽しいです。役者でいる前に、ファンとして好きな役者さんと共演できて嬉しいです。毎シーン“さすが、チョン・ウヒ!”、“こうだから最高の役者さんなんだ”と改めて感じています。つられて僕の演技も上手く見える錯視効果まで作り出す素晴らしい役者さんだと思います。知り合いだからか、“ティキタカ”(※)ですね。早いテンポでセリフと感情を掛け合うシーンもうまく演じています」
※サッカーで短いパスをメインに試合を展開する戦術で、“ティキタカ”という言葉はパスがテンポよく続くことを、スペイン語で擬声語にしたものだそう。そこから、最近は日常的にやり取りや掛け合いがピッタリ合うという意味でも使われている。
チョン・ウヒ「5年前は、1日だけ撮影しました。挨拶してすぐ撮影に入ったにもかかわらず相性が良くて、いつかまた共演しようと話していたのですが、30代になって相手役で会うことができました(笑)。元々知っていましたが、ジェホンさんはみんなを幸せにする天賦の才能があります。チャウ・シンチーに続く最高の役者です。
ジェホンさんは(演技が)上手なときでも、下手なときでも面白いです。本当に生まれつきの役者さんです。私たちのドラマはおしゃべりが基本となります。特に私とジェホンさんのセリフ量はものすごいですが、プレッシャーを感じないほどとても楽しく演じています。楽しくできるようにしてくれるアン・ジェホンさんに無限の感謝と、一緒に演じてくれて本当にありがとうございますと伝えたいです(笑)」
アン・ジェホン「チョン・ウヒさんはアクションやセリフから面白さを誘う、次元を飛び越えた方です。静寂までも面白くさせる、空気までも演技で表現する役者さんです」
チョン・ウヒ「またジェホンさんは…(笑)」
司会者「お2人、そのくらいにしましょう(笑)。監督はアン・ジェホンさんをチャウ・シンチー、チャーリー・チャップリン、ジャック・ブラックに例えられましたが、アン・ジェホンさんは、チョン・ウヒさんをどんな役者さんに例えられますか?
アン・ジェホン「マギー・チャンではないかと(笑)。孤高な感じがあるから、マリオン・コティヤールとか(笑)」
Q:アン・ジェホンさん、格好良くなるために努力しているようですが、どうやって管理しているのか具体的に教えて下さい。
アン・ジェホン「大変でした(笑)。肉類より海鮮物、ラーメンより冷麺、天ぷらよりローストチキン、恥ずかしいですね(笑)。こんな風に1つずつ直したり、減らしたりしました。トレーニングも頑張りました。現在12話分まで撮影しましたが、ドラマの序盤は皆さんの期待には及ばないかもしれません(笑)。少しずつ良くなっていく姿をお見せしますので、最後まで関心を持って見守ってください(笑)。鑑賞ポイントの1つです(笑)」