Q:チョン・ソミンさん、初めての時代劇でしたが、どんな準備をされましたか?
チョン・ソミン「撮影に入る前までは、 時代劇で使われる言葉を使った事がなかったですし、いろいろと不安がありましたが、幸いにも監督が自由に演じるようにしてくださったので気楽に演じられました。現場に行くと、美術、衣装など、すべてがその時代のものになっていたので自然と演じることができました」
Q:コンミョンさん、キャラクターをどう解釈し、表現しようとしましたか?
コンミョン「一つの部分にポイントをおいて解釈するより、映画には出ないけど、ユサンのこれまでの生い立ちや、状況を分析しようとしました。へウォンへの気持ちを真心込めて演じれば、また新しい姿をお見せできるだろうという思いで臨みました」
Q:イェ・ジウォンさん、とても綺麗に映っています。一番お気に入りのシーンは何でしょうか?
イェ・ジウォン「すべて気に入っています(笑)。完成した映画を初めて観て、ときめきとドキドキを感じつつ、慎重にもなっています。監督が綺麗に撮ってくださったんだと思います。
撮影中はみんなが韓服を着ていたので、今日の共演者は別人みたいでよそよそしかったですし、声をかけづらかったです(笑)。特にチェ・グィファさんは長い髪じゃないし、大人しくて(笑)。ソミンさんも綺麗でしたよね。ホ・セクとへウォンの切ないラブストーリーに胸がジーンとしました。『愛しています』をなぜシャムロ国(現タイ)の言語 『ポムラックン』と言わなければならなかったのか。この夏は(観客のみなさんが)韓国語で『サランハムニダ(愛しています)』と言える勇気を伝えたいです。光をさしあげます!」
チョン・ソミン「先輩の綺麗さに関する質問でしたが、共演者への褒め言葉で終わりましたね(笑)」
イェ・ジウォン「私は保護者のような存在なので(笑)。久しぶりに時代劇に出演したので、慎重になっています。ありがとうございます(笑)」
チェ・グィファ「できる限りイェ・ジウォン先輩には質問しないでください(笑)」
Q:劇中、(妓生の)練習生、ダンスパフォーマンスシーンなど、アイドルのような姿が見られるシーンがありましたが、そのシーンでジュノさんのアイディアを反映された部分はあるのでしょうか?
監督「当時の妓生は芸人のイメージがあり、芸能人やアイドルのような職業と接点があると思いました。ジュノさんはダンスと歌が上手で、錦上に花を添える役でした。ジュノさんとはどんなものを、どこまで見せるかについて話したのですが、ジュノさんが韓国舞踊とカヤグム(韓国固有の撥弦楽器)など、いろいろ準備し、披露してくれたので、僕はその中から選んで使えば良いだけでした」