Q:ユソンさん、本人もワーキングママですし、感情移入しやすかったのではないかと思いますが、いかがですか?
ユソン「私も両親に頼っています。最初は義理の両親が(子どもの)面倒を見てくださっていたのですが、今は実家の母が面倒を見てくれています。義理の両親が子どもを見てくれている時はトラブルがなかったのですが、実家の母だとトラブルが多くて。私が頼りやすくて頼りすぎているのかもしれませんが、言い争ってしまう状況が生まれます。
台本を読んだら、涙が流れるくらい共感できました。劇中でミソンは、子どもみたいでマザコンな夫、自分の人生を楽しむという義理の母と住んでいるので、ミソンが全てのことをやらなくてはいけません。ですが私自身は、育児はもちろん私を思いやってくれる夫と、必要な時はいつでも来てくださる義理の両親がいるので、“ミソンの何倍幸せなんだろう”と思いました(笑)。感謝して仕事をしなくてはいけないと思いながら、撮影しています」
Q:キ・テヨンさん、奥さんのユジンさんはどんな応援をしてくださいましたか?
キ・テヨン「お互い応援する暇がないです。2人目が生まれたら(育児が)2倍になるだろうと思っていたら、4倍でした(笑)。僕がやってみたかったキャラクターを演じられる事になったので、一緒に喜んでくれて、『頑張れ』といつも応援してくれます」
Q:キ・テヨンさん、編集長役のためにどんな準備をされましたか?
キ・テヨン「この役を演じる上で、作家さんから『氷を上乗せして(冷たく)演じてほしい』と言われました。いつだったか妻に『ユジン、僕はこの役をどうやって演じたらいいかな?』と聞いたら『そのままのあなたで演じればいいよ』と言われました。『僕こんな感じなの(冷たい)?』と聞いたら『めちゃくちゃ冷たいよ』と。『君には温かく接したのにな』と言ったら『私にはそうしてくれたけど、他の人の目には冷たく見える』と言われました。僕冷たくないんですよ(笑)。
この人物は、冷たいというより過去の痛みや寂しさから、人に対して関心がないんだと思ったので、それを表現しようとしています」
キム・ハギョン「最初はちょっと怖かったです。口数も少なく、冷たいイメージだったので(笑)。撮影してみると、アドバイスもしてくださり、リラックスして演じるように言ってくださり、人は外見で判断してはいけないんだと思いました(笑)。温かく、良い人です」