Q:他のメロドラマと違う部分は何だと思いますか?
ワン・ビンナ「最近はなかった、濃いメロドラマだと思います。時に嬉しく、時には心が痛むこともありますが、自分なりに癒やされ、演じたかったことへの欲を解消できる作品だと思います。『悲しいとき愛する』というタイトル、美しくありませんか?(笑)キャラクターそれぞれの愛の形があるので、愛について考えてみるドラマになると思います」
パク・ハンビョル「このドラマは“激情メロドラマ”だそうで、“激情”という言葉の意味が気になって検索してみました。“緊迫した状況から出る感情”と書かれていました。平凡ではなく、切羽詰まった状況でそれぞれの凄絶な感情から始まります。ほとんどのメロはだんだん感情がつもりますが、このドラマは始まる時点から沸点が高いというか、強い状況から始まるので楽しく見られると思います」
チ・ヒョヌ「文学作品のような感じがあります。ギリシャ神話や古典文学作品は、感情の起伏が激しいですよね。現場ではピリついていますし、演じるのも難しいです。家にいるときも常に緊張しています。16年くらい演じてきましたが、これまでの作品の中で最も演じにくい作品です」
リュ・スヨン「『悲しいとき愛する』とは、相手が悲しい時に愛するのか、僕が悲しい時愛するなのか分かりませんが、僕は前者だと思います。登場人物のみんなが気の毒ですが、個人的には僕の役が一番気の毒な気がします。僕がみんなを気の毒にさせますけど(笑)。このドラマは展開が早く、感情が激しいメロドラマです」
パク・ハナ「幸せな愛より心が痛む愛を好む方です(笑)。片思いも痛む愛といえば痛む愛ですよね。簡単な愛より、なかなか手の届かない愛が好きです。辛さと同じくらい、誰かを愛するのは簡単ではないと思います。このドラマでの愛は濃度が濃すぎて、固まって固体になってしまうほど(笑)」
チ・ヒョヌ「撮影が終わったからって言いたい放題言うんじゃないよ(笑)」
パク・ハナ「私は撮影が終わったので、気兼ねなく言えます(笑)。隣にいる方々が固体のような濃い愛を見せてくれると思います(笑)」