Q:キム・ヘジャ先生、ハン・ジミンさん、同じ役を演じる感想を聞かせてください。また、相手の演技を見て感じたことがあれば教えてください。
キム・ヘジャ「一緒のシーンがないので、相手の演技を見るのはなかなかなかったです。ジミンさんがヘジャ役を演じることになったと聞いた時、とても嬉しかったです。こんなに愛おしくて綺麗で、演技も上手な役者さんが私の若い時代を演じてくれるので。
若いヘジャと私が置かれた状況が違うので、それぞれの状況に合わせて演じました。視聴者の皆さんには、同一人物だと思って見ていただけたらと思います」
ハン・ジミン「この作品に出演したいと思った理由は、ヘジャ役も魅力的でしたが、先生との共演ができるということでした。たとえ短めに登場する役でも、先生の若い時代を演じられるということが光栄で、先生の御尊名の役名を演じることができて夢のような時間でした。子どもの時からドラマで見てきたキム・ヘジャ先生は、“国民の母”で、雲の上の女優さんだったので、直接お会いできただけで幸せでした。
台本の読み合わせの時、先生の習慣や癖などを観察して、撮影の時に真似しようとしました。私の撮影がない日も現場に行って先生にお会いし、現場ではキャラクターとして過ごしていました。先生は私のロールモデルで、見習うことが多かったです」
Q:ナム・ジュヒョクさん、今回の作品ではどんな魅力をアピールしますか?
ナム・ジュヒョク「自分の口から自分の魅力を言うのは…(笑)。ジュナは見た目は格好いいですが、抱えている事情や大変なことがあって演じやすかったです。ジュナは僕と似ている点が多く、今回の役を通して自然な僕の姿がたくさん見られると思います」
Q:キム・ヘジャ先生、ハン・ジミンさん、2人1役を演じる上で期待することと恐れていることがあれば教えてください。
キム・ヘジャ「ジミンさんは悩む時、よく髪をくしゃっとつかむそうで、それを真似しようとしました。私は指で口元を触る癖があるそうで、ジミンさんはそれを真似しているそうです(笑)。
劇中の私は70歳を超えていますが、心は25歳のハン・ジミンです。見た目は老いても、人の話し方は急に老いたりしないので、若い人のあっさりしている声、そういうのを表現しようと努力しました。私はゆっくり話す方ですが、早口にしようとして、早すぎてセリフが聞き取りにくいと言われて撮り直したこともあります(笑)」
ハン・ジミン「私より先生が工夫された部分が多いと思います。私は25歳のヘジャを表現すればいいですが先生は突然老いてしまった25歳を演じるわけですから、先生が私に合わせた部分が多いです。今の先生の言葉を聞いたら、私の思いやりが足りず早口にしてしまったんだと思いました(笑)」
Q:ソン・ホジュンさん、キム・ガウンさん、演技の相性はいかがですか?
ソン・ホジュン「ガウンさんは演技が上手で、どんなアドリブも、どんな演技もうまく吸収してくれたので、楽しく演じることができました」
キム・ガウン「ホジュン兄さんは面白いシーンを作るためにたくさん準備してくるので、私がそれに合わせて演じました。兄さんはよく笑われるので、笑いが止まらなくてNGが出たことも多いです。兄さんはツンデレっぽいところがあり、頼りながら楽しく撮影しました」
Q:ソン・ホジュンさんはキム・ヘジャの兄役を演じましたが、ハン・ジミンさんと演じる時と、キム・ヘジャ先生と演じる時の違いはありましたか?
ソン・ホジュン「どちらにしろ、僕にとって2人とも妹で(笑)、僕の一生の願いが妹を持つことでした。この作品でその願いが叶ったかは分かりませんが、とにかく先生と共演できて光栄でした」