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イ・サンユン ファンミーティング2018~SWEET TIME~


イ・サンユン ファンミーティング2018~SWEET TIME~
イ・サンユン
(c) A・R・A


早速、イ・サンユンの講義がスタート!

「まず、スピーチの本番を迎える前に練習の時間がありました。そして、教えられた通りにスピーチを行っていたら、他の聞いているメンバーたちが飽きてきた雰囲気を出してきたので、少し話す角度を変えて、メンバーが聞きたいような話を盛り込んでみました。相手が求めている内容を話したら、うまくいったんです(笑)」

MCから「人の前に立つには緊張するものですよね。その時に、どのような事を心掛けたら、うまくいくでしょうか?」という質問が出ると、イ・サンユンは「相手が聞きたい話は何なのかを把握する事が大切だと学びました。撮影時は、師匠がいくつかポイントを挙げてくれたのですが…ちょっと今は、思い出せないです(笑)」と話し、用意されたホワイトボードに「内容」と書きながら、更に熱く語った。

「その話す相手に、何を話すのか、多く語る部分はどこなのかという事をしっかり考える事です。次に重要な事は、どのような方法で伝えるかという技術的な問題です。この、『対象』、『内容』、『技術』の3つが揃ったら、非常にいいスピーチが出来ます」

次は、そのポイントを踏まえた実演へ。タイトルは、「100歳の人生」に決定。イ・サンユンは演説の冒頭で「私の人生の先輩が多くいらっしゃる中で、私が演説というのも恐縮ですが…(笑)」と客席の笑いを誘い、本題へ入っていった。

「みなさんそれぞれの人生に、満足している方もしていない方もいると思います。1番多いのは、凄く満足しているわけでもなく、凄く不満でもない人だと思います。私は、自分の生き方や仕事について、昔はそれが好きだったと思います。でも、長い期間同じ事をやっていると、その物の良いところが見えなくなる気がします。今まで、俳優として幸せな時間も過ごしてきましたが、逆に辛い時間も過ごしてきました。

俳優をやっていて、あまりにも質を求めすぎて、自分の演技に納得できなくなってしまった時がありました。その時に私は、長期旅行に行ったり、やりたかった事に挑戦してみたり、他の事にも力を入れました。すると不思議な事に、もっと演技がやりたいと、原点に戻る事が出来ました。他の事をしてみたら、自分が本当に好きな事に、改めて気づく事が出来たのです。

この会場には、様々なお年の方がいると思いますが、今は“100歳の人生”時代なので、まだまだ時間は多く残っています。なので、やりたい事や、挑戦したい事があるなら必ずやってみて欲しいというのが、私がお伝えしたい事です」と熱い想いを伝え、会場からは、称賛の拍手が鳴り響いた。



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