Q:チャン・ヒョクさん、この作品を通してどういった姿を見せてくださるのか、また、この作品で役者としてやってみたいことがあったら教えてください。
チャン・ヒョク「映画『エニイ・ギブン・サンデー』を観ると、アメリカンフットボールのルールとエージェントたちについての説明が序盤に出てきて、その後に彼らが汗を流したりチームプレイを見せてくれることで、感動させられます。実際スパーリングにしても、選手生活を送っている周りの人たちを見ると、相手に勝つために必死ですが、ゲームが終わればお互い抱き合いますよね。“一緒に乗り越えてくれたんだ”という感情からだそうです。
それを聞き、彼らだけが感じる感情を表現してみたいと思いました。トレーニングをしながら感じてきたことをアクションで表現してみたかったですし、そこに現実とぶつかって妥協しながら生きていく姿、それに対するほろ苦さや、ユ・ジチョルと年も近いために現実的に共感できる部分が多いです。そういったところをお見せしたいです」
Q:チャン・ヒョクさん、新薬からの副作用で超人的な力を発揮するヒーローともとることができますが、臨床実験という素材が危険なものでもありますし、どの程度見せてくださるのか教えてください。
チャン・ヒョク「薬を飲んで力を得るヒーロー物に間違いないです。日常的なコメディや共感できる部分が、SFっぽい部分をぼかし、共感を与えてくれると思います。今回のキャラクターはすごいヒーローではなく、映画『エニイ・ギブン・サンデー』と『リミットレス』のように、空間という制約の中で小市民が偶然行ったこと(人助け)と同じ姿をお見せできると思います」
Q:シン・ウンスさん、地上波ドラマ初出演ですが、どうですか?意気込みを聞かせてください。
シン・ウンス「これまで映画とウェブドラマに出演してきました。映画との違いは、ドラマはすぐに見せなくてはいけないシステムなので、緊張感があり、かけあいが早い気がします。同い年の役者さんに会えて嬉しかったです。スタッフの皆さんが助けてくださるので、うまくやっていけています。ものすごく、一生懸命、頑張ります」