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取材記事

「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」DVDイベントWith ユク・ソンジェ


冒頭のトークを終えると、イベントは「ドラマの話を聞いてみよう」のコーナーへ。このコーナーでは、実際のドラマの映像を見ながら、現場の様子などを振り返っていく。

【『トッケビ』作品概要】
高麗時代の英雄だったキム・シン(コン・ユ)は、若き王の嫉妬から、逆賊として命を落とす。その後、神の力によって“不滅の命”を生きる“トッケビ”となってしまったシン。彼を永遠の命から解き放つことのできるのは“トッケビの花嫁”と呼ばれる存在ただ一人。そして、900年以上の時を経たある日、シンは女子高生ウンタク(キム・ゴウン)と出会う。ウンタクはシンがトッケビであることを見破り、自分こそがトッケビの花嫁だと主張するが、半信半疑のシン。一方、真の家臣の子孫であるユ・ドクファ(ユク・ソンジェ)が勝手にシンの家を死神(イ・ドンウク)に貸し出したせいで、シンと死神の男2人の奇妙な同居生活がスタート。天真爛漫なウンタクと過ごすうちに、“不滅の命”の終わりを望んでいたはずのシンの心は揺らぎだし2人の奇妙な運命が動き始める。


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ユク・ソンジェ
(c)コンテンツセブン


司会「この作品への出演が決まった時のお気持ちを教えてください」

ユク・ソンジェ「キャスティングが非常に豪華で、数々のヒットを生み出してきた脚本家のキム・ウスクさんでこの作家であれば間違いない!と言われる方でしたので、出演が決まった時には『やった!頑張るぞ!』という気持ちでした」

司会「“俳優ユク・ソンジェ”を見ることが出来て良かったですよねみなさん!」

司会の問いかけに答える大きな拍手が沸き起こった。

ユク・ソンジェ「光栄です!」

早速コーナーが始まり、スクリーンにはキム・シン(コン・ユ)とユ・ドクファ(ユク・ソンジェ)が出会うシーンが映し出された。

司会「ユン・ユさんとの共演はいかがでしたか?」

映像に見入ってしまいスクリーンに釘付けになるソンジェ。

ユク・ソンジェ「撮影中には気づかなかったのですが、こうして終えてしばらくたって見ると、ちょっと残念と感じる部分があります」

司会「例えば、どんなところですか?」

ユク・ソンジェ「ファンの方が、SNSで短い動画を送ってくれるのですが、それを見ると『この部分は演技がうまかった』と思う部分もありますし、逆に『ここはもう少し視線をこうした方が良かった』という部分もあって、残念だと思います」

質問の答えから脱線してしまい「ところで質問は何だったっけ…?」と聞き直し、質問に戻るソンジェ。

ユク・ソンジェ「コン・ユさんだけではなく、他の共演者の方々も非常に素晴らしい方達ばかりなので、共演できる嬉しさとプレッシャーもありましたし、心配もありました。だからこそ、一緒にちゃんと演技をしたいという思いで細かい部分にもこだわり、自然といい演技に繋がったと思います」

続いてスクリーンに映し出されたのは、イ・ドンウクとの共演シーンだ。

司会「イ・ドンウクさんとの共演はどうでしたか?」

ユク・ソンジェ「見た目が冷たそうで、言葉も少ないのかなと思っていたのですが、実際にお会いしてみると、実はムードメーカーになってくれました。お話も結構される方ですし、とても暖かい方ですね。時々、撮影中なんかに一緒の場所にいると、『スピードゲームやろう』と突発的な行動をされる方で、エピソードを沢山お持ちの方なんです。そこが凄く意外でした!演技の面では、色々なアドバイスも下さり本当にいい先輩でした!」

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ユク・ソンジェ
(c)コンテンツセブン


次に映し出されたのは、キム・シンと死神、そして、ユ・ドクファ3人そろっての共演シーン。

司会「3人で、このように演じようとか相談はされたんですか?」

ユク・ソンジェ「こういった男3人でわちゃわちゃするシーン(ブロマンス)では、3人の笑いのツボがすごく似ていて、結構こういう時に限って冗談がたくさん出てくるという感じでした。この場面の中で実はアドリブがあって、より子供っぽく見せるための演技を監督に提案したら気に入ってくださいました。この3人と監督との息が合い、良い演技に繋がりました」

司会「特にコミカルなシーンが多かったと感じたのですが、演じるにあたって気を付けていた部分はありますか?」

ユク・ソンジェ「あまり気を遣わないようにしていて、そのお陰で、より子供っぽい演技が自然に出てきたのかなと思っています。あえて事前にこうすると決めないことで、自分なりの表情を作れたと思います」

ソンジェの貴重な裏話に、一生懸命聞き入り反応がないファンへ司会が「もっと反応していいんですよ!」と心配げに投げかける場面も。

ユク・ソンジェ「実は、皆さんの気持ちは凄くわかります。よく、SNSでソンジェを見ていると、反応をしなくてはならないのに、イケメン過ぎて言葉も出てこない…そういうような気持ちになりますよね(笑)」

突然、日本語で「でしょでしょ?」と問いかけてくるソンジェに、ファンからは笑いが起こった。

続いての映像は、ドクファとウンタクが初めて出会うシーン。

司会「キム・ゴウンさんとの共演はどうでした?」

ユク・ソンジェ「ゴウンさんと一緒に演技をしていると、まるで初めてじゃないかのような自然な呼吸で演技が出来る…そんな女優さんでした」

司会「休憩時間に、なにか一緒にやったりしたんですか?」

ユク・ソンジェ「本当に、くだらないような話ばかりしました」

司会「言える話でいいんですけど、1つ何かありますか?(笑)」

ユク・ソンジェ「休憩時間は、台本片手に熱心に練習とかではなく、『BTOBはいつ新曲出すの?』、『チーム活動って大変なの?』と、そういったことを話しました。また、ミュージカルにも挑戦されていて、音楽に関する話もしました」

続いて、『トッケビ』が話題となったもう一つの理由“映像美”が際立つシーンが映し出された。

司会「この映像美をどのようにご覧になっていましたか?」

ユク・ソンジェ「(映像を見ながら)今見ても面白いですね(笑)。途中で真摯になったかと思うと急に面白場面があったりして、見ていて全然飽きないドラマですね。こうして話していると自分が評論家にでもなった気分です(笑)。“映像美”…こうやって見てもとても綺麗ですよね!この“映像美”は監督のお陰だなと思っていて、各場面を撮った後にCGを追加していて、俳優側の立場だとトッケビ以前のドラマの中にそこまでCGがきれいなものがあまりなくて、どういった映像になるんだろうと心配になることもよくあったんですけど、完成した場面を振り返ると綺麗に仕上がっていて、美術作品みたいだと思いました。監督は天才じゃないかと何度も何度も言っていました。こういった所も、『トッケビ』の魅力の一つに繋がったんじゃないかなと思います」

次は、トッケビとウンタクの図書館でのシーン。

司会「このお二人のシーンをどのように見られていましたか?」

ユク・ソンジェ「自分自身は、この運命的な出会いを見ながら、最初は薩摩芋を100個食べたかのような息苦しさと、展開の遅さを感じました。でもドラマ全体で言うと、展開が早かったり遅かったり…そういうこともあるからこそのドラマかなと。二人の出会いを見て、こういう出会いもあるんだという風に見ていました」



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