Q:“モクバン”(※)が多いと思いますが、どれくらいの“モクバン”を見せてくださいますか?イ・ジュノさんは料理をする上で大変なことはありませんか?また、ドラマ『パスタ』と比べられることについてどう思いますか?
※「食べる(モクタ)姿が放送(パンソン)されること」を意味する略語
イ・ジュノ「ドラマでお見せできるのは3分もないですが、僕たちは何時間も撮影しますよね。玉ねぎの臭いが体に染み付くんです。今も臭うような気がします(笑)。いくら洗っても消えないんですよ。普段は中華料理を好んで食べていますが、撮影中はちょっと大変な時があります。頭が痛くなる時もあったり(笑)。ドラマでは美味しそうに表現されたらいいなと思います」
チョン・リョウォン「私が一番たくさん食べるんじゃないかと思います。台本に『ソ・プンシェフが作ってくれるものは何でも美味しく食べる』と書いてあったので(笑)。うまくいく作品には理由があると思いますし、視聴者の方々が楽しく見るポイントは似ていると思うので、わざと『パスタ』との違いを作りたくはありません。作家さんの中華料理版だと考えたいと思います。作家さんは料理ドラマに一見識を持っていて、筆力が素晴らしく、私たちが特に何かをしなくてもセリフで埋められる部分があります。そういうことをうまく表現すればいいと思いますし、『パスタ』の力を引き継いで、うまくいってほしいです」
チャン・ヒョク「パスタとジャージャー麺のイメージは異なりますが、料理ということでは似ていると思います。料理をする番組ではなく、そんな職業を持っている人たちが誰かを愛し、好きになる姿を描きます。“モクパン”ではリョウォンさんがたくさん食べると思いますが、僕も撮影中にジャージャー麺をたくさん食べました。
劇中では、まずいジャージャー麺を1年間、我慢しながら毎日食べています。僕が『なぜ僕たちの店にはお客さんが来ないのかな?』と聞くと、店員から『まずいからでしょ』と言われ、『お前たちも知っているんだね』と言いながら食べ続けるシーンがあります。撮影しているうちに5杯も食べていました(笑)。料理を扱うドラマなので、たくさんの役者さんたちが“モクパン”する姿をお見せできると思います」