Q:イ・ジェフンさん、たくさんの女優さんと共演してきましたが、『最高の相手女優はナ・ムニさん』とおっしゃったそうですね。その理由は何でしょうか?
イ・ジェフン「子どもの時から先輩の作品を観てきましたし、先輩との共演を夢見てきました。台本の読み合わせに行く前に、“先輩と会ったらどんな話をすればいいだろう?”と、すごく緊張していましたが、先輩がとても温かく迎えてくださり、励ましてくださいました。撮影現場に行くたびに緊張し、不安もありましたが、先輩に会いに行くと思えば気が楽になりました。撮影が重なるほどもっと楽しく幸せでした」
ナ・ムニ「私の方がもっと緊張してたんですよ(笑)」
Q:監督は『イ・ジェフンさんは自分ならではのロジック(論理)を持っている俳優だ』とおっしゃったそうですが、どういう意味でしょうか?
監督「ジェフンさんと初めてのミーティング後から何度か打ち合わせをしていく過程でシナリオを変えましたが、ジェフンさんは積極的に意見を話してくれました。『これは僕の演技のロジックに合わないです』と言われたときは、“ロジックってなんだろう?”と思いました(笑)。色々な事情でジェフンさんの出演分から撮影したのですが、序盤に撮影したのと後で撮影したのが少し違ってとても良かったです。これがジェフンさんが言っていた“ロジック”かなと思いました(笑)」
パク・チョルミン「ジェフンさん、ロジックって何ですか?」
イ・ジェフン「スペルはL.O.G.I.Cです(笑)。なんかカッコ付けようとしたんだと思います(笑)」
パク・チョルミン「だからそれってなんですか?(笑)」
イ・ジェフン「すみません!(笑)」
Q:ナ・ムニさん、共演してみて、イ・ジェフンさんのロジックについて分かりましたか?
ナ・ムニ「“ロジック”って何ですか?自分ならではの道?(笑)とにかく、イ・ジェフンさんは賢く、俳優としてのプライドが高いです。私は監督に気に入られようとしますが(笑)、ジェフンさんはそういうことより俳優としての姿勢について考えます。私は感性が鋭いですが、ジェフンさんは感性と理性で的確に表現しています」