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取材記事

第53回百想芸術大賞


◆映画部門最優秀演技賞

イ・ビョンホンとチョン・ドヨンがプレゼンターとして舞台に上がった。

第53回百想芸術大賞
イ・ビョンホン
(c)m-up


イ・ビョンホン「皆さんが昔のキャラクターまで覚えてくださっていると、俳優は幸せですよね。それを“人生キャラクター”といいますが、チョン・ドヨンさんの人生キャラクターは何ですか?」

チョン・ドヨン「女優として成長していくきっかけになった、初出演映画『接続-ザ・コンタクト-』のスヨンではないかと思います。イ・ビョンホンさんは何ですか?」

イ・ビョンホン「全てのキャラクターに愛情を持っています。『甘い人生』も、『バンジージャンプする』も、『王になった男』も印象に残っています(笑)。作品に出演している時は、その時のキャラクターが人生キャラクターですよね。今日ノミネートされた方々も、人生キャラクターを演じられたんじゃないかと思います」

チョン・ドヨン「イ・ビョンホンさんもノミネートされていますよね?」

イ・ビョンホン「全く期待していません。ノミネートされた方々を見ると分かると思います。本当に(受賞のことは)考えていませんよ(笑)」

男性最優秀演技賞は、『密偵』で生存と愛国の間で悩む内面演技を披露したソン・ガンホが、受賞の栄冠に輝いた。
『哭声』のクァク・ドウォン、『ラッキー』のユ・ヘジン、『マスター』のイ・ビョンホン、『トンネル』のハ・ジョンウを抑えての受賞となった。

ソン・ガンホ「ハン・ジミンさんと、オム・テグさんが受賞するよう願っていましたが、今日は僕が二人に代わっていただきたいと思います。…『密偵』の背景は、我が民族が最も辛い思いをした時代です。昔も今も、数多くの闇の為政者がいますが、民族と国、国民のために頑張った方も多いです。その方々がいたからこそ、僕たちは今ここにいられるんだと思います。その方々の崇高さには頭があがりません。1部エンディングで感動的な公演を披露した多くの後輩たち、『密偵』で素晴らしい演技をしたにもかかわらず、仕方なくカットされて一場面も登場できなかった俳優もいます。今日の栄光は、その後輩たちに捧げたいと思います。ありがとうございました」

続けて女性最優秀演技賞は、『徳恵翁主』で時代の痛みを描いて観客を泣かせたソン・イェジンが栄冠に輝いた。
『お嬢さん』のキム・ミニ、『グッバイシングル』のキム・ヘス、『殺してあげる女』のユン・ヨジョン、『最悪な一日』のハン・イェリを抑えての受賞となった。

第53回百想芸術大賞
ソン・イェジン
(c)m-up


ソン・イェジン「今年も素敵な賞をいただけてうれしく思います。昨年はたくさん愛され、感謝することの多い年でした。先輩方が、1部のエンディングでの役者を夢見る方々の公演を見てぐっときたとおっしゃいましたが、私もいろいろなことを感じました。『徳恵翁主』は、私にとってとても意味深い作品です。『徳恵翁主』が持つ重さもありましたし、いい結果を出さなければならないというプレッシャーも大きかったです。寂しさやプレッシャーもありましたが、スタッフ、監督、(ラ・)ミラン姉さん、(パク・)ヘイル兄さんが心から支持と応援をしてくださいました。先輩方の前で言うのは申し訳ないのですが…女優として、歳月の流れを少し残念に思います(笑)。これからもより多くのことを表現し、精進します。皆さんにいただいた大きな愛には、演技でお返ししたいと思います。ありがとうございました」

◆作品賞
続いて作品賞は、ドラマ『ディア・マイ・フレンズ』、映画『哭声』が受賞した。

◆大賞
最後に栄誉ある大賞には、TV部門『鬼<トッケビ>』のキム・ウンスク作家、映画部門『お嬢さん』のパク・チャヌク監督が受賞の栄冠に輝いた。



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