Q：実在の人物を演じる上で重点を置いた部分、気を遣った部分があれば教えてください。
イ・ヨンエ「今回のドラマをきっかけに、皆さんの中の師任堂に再度スポットライトが当たったら楽しいんじゃないかと思います。当代一の女流画家ですから、とても神経質で、芸術的な感覚を持っているはずだと思いました。そうやって想像するうちに、大人しくて端麗な姿だけでなく、裏では火のように情熱的でエネルギーに溢れたダイナミックな姿をお見せするのはどうかなと考えました。そこに恋愛を加えて、女性らしい姿も…。撮影現場では、監督、作家さん、共演者たちと、悩みながらキャラクターを作っていきました」
Q：ソン・スンホンさん、イ・ヨンエさんとの演技の相性はいかがでしたか？
ソン・スンホン「師任堂は“良妻賢母でイ・ユルゴクの母親”というイメージが強くて、どんな物語になるんだろうと気になっている方が多いと思います。僕の周りからも『どんな内容なの？』とたくさん聞かれています。僕たちが全く知らなかった、芸術家としての師任堂、そして、問題ばかり起こす夫に代わって一人で子育てをし、不合理な朝鮮を変えようとする勝気な姿を描きます。台本を読んで撮影しているうちに、自分の持っていた先入観が壊れていくのを感じました。
イ・ヨンエ先輩と共演できることだけで幸せで、光栄でした。撮影の初日はあまりにも緊張して、セリフを忘れて何度もNGを出してしまったりして、“僕、どうしちゃったんだろう？”と思うほどでした（笑）。デビューの日のようにドキドキしました（笑）。イ・ギョムと師任堂の姿を楽しみにしていてください」
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