7月8日、渋谷区文化総合センター大和田 さくらホールで、キ・テヨンのチャリティー・ファンミーティング「Hope for Japan!!」が開催された。

先に行われた記者会見で、「どれだけ(ファンが)来てくださるかはわかりませんが」とにごしていたキ・テヨンだったが、ホール1階を埋めつくしたファンが大歓声で迎えると、胸を押さえて「感動しました」と驚きを隠せないようだった。

もともと緊張をしないタイプだそうだが、ファンミーティングを前に食事をとれなかったようで「今日はファンの愛でお腹をいっぱいにします」と微笑んでグッと親指を立てた。

出演作品にまつわるトークでは、やはりフィアンセのユジンと共演した『恋人づくり～SeekingLove～』が欠かせない。ファンが拍手と歓声で結婚を祝うとキ・テヨンは丁寧にお辞儀をしたあと、恥ずかしそうに、笑顔で伴侶に出会った作品について語った。

これまで数々の作品に出演しているキ・テヨンだが、演技に対する姿勢は彼のコメント同様に謙虚で真摯だ。「天から授かった能力はありませんが、心で演じようと努力しています。その気持ちを視聴者の方々に感じていただけたらうれしいです」。

好きな俳優は、眼差しで伝える俳優アル・パチーノ、今後は悪役やアクションにも挑戦したいと意欲を伝えた。

ゲームやプレゼントコーナーでは、気さくで思いやりのあるキ・テヨンの姿が随所で見受けられた。お姫様だっこやバックハグを難なくやってのけ、エスコートまで完璧にこなすキ・テヨンに、何度も悲鳴のような歓声があがった。

この日のために歌と手紙も用意していて、伸びのある声でシン・スンフンの『その後、しばらくの間(クフロ オレットンアン)』とイ・ウンミの『エインイッソヨ(恋人がいます)』を披露して、イベント前の心中を日本語で朗読した。

「僕は本当に果報者だと思います。この場に立てたことが光栄です。今日この時間を、僕は一生忘れません」。次に会う日を約束してイベント本編は終了。来場者全員と握手を交わし、大盛況でイベントを終えた。

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