寂しくて孤独な地中の洞窟から脱出したグループSHINeeのオンユが「万歳」を歌った。

12日午後6時、主要音源サイトを通じてオンユのデジタルシングル「万歳」が発売された。

「万歳」はギターリーフ、ベースリーフ、ボーカルサンプルが一つの有機体のように動きを見せる愉快ながらも新鮮な曲だ。強烈なドラムとスネアサウンドは、脱出したいという激しい感情を表している。

忙しい現代社会を生きているすべての人々が内面に抱いている孤独の姿を現わす。環境と人により疲れ果てて、完全に自分だけのための空間を探すが、矛盾なことに一人という孤独は嫌な裏面的な感情を歌詞に込めた。

MVは地中の深い洞窟にとどまっていたオニュが居心地を後にして長い煙突を通り、外の世界に出るまでの脱出記を描く。オンユは「万歳」を通じて時には小さな偶然が自分の世界を変えるように、決して人生は一人だけで生きていけないという理を示している。

煙突から脱出しようとするオンユは愛らしく個性的な魅力を見せてくれる。また、現実の壁にぶつかり、喪失感に陥ったような表情も見せてくれ、多彩な感情演技を繰り広げる。

映像の終わりでは、オンユはついに煙突から出てハッピーエンドを迎える。これと共に「僕は幸せだ」と叫び、肯定的なエネルギーと慰めも伝える。

記者＝チェ・ヘジン
写真＝Griffinエンターテインメント

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