バンドLUCYのデビュー曲が、春を迎えて再び開花を始めた。
LUCYは2020年5月、初シングル『DEAR.』を発売して歌謡界にデビューした。現在、タイトル曲「開花(Flowering)」が韓国主要音源サイト音源チャートに再ランクインし、“信じて聞く価値のあるバンド”の底力を誇示した。
デビュー曲「開花(Flowering)」は、春を連想させる「開花」というテーマを通じてLUCYの始まりを知らせた曲だ。大変で厳しい時期を経験している人々に対して、冬の寒さを乗り越えて満開になる花々のように美しく咲く時期が来るという慰労と応援のメッセージが盛り込まれている。また、美しいバイオリンの旋律の上に清涼感あふれるサウンド、叙情的な歌詞が加わり、LUCYに「清涼バンド」という修飾語がついた曲でもある。
発売されて約4年経った曲がチャートを逆走したのには、単独公演の余韻が続いたことが理由に挙げられる。LUCYは先月30日と31日、ソウルオリンピック公園ハンドボール競技場で初めてのワールドツアー“LUCY 1st WORLD TOUR written by FLOWER”を開催し、「開花(Flowering)」の舞台を見た観客が同曲を再検索したことにより、順位上昇まで成し遂げた。
一方、先日ソウルとマカオで初のワールドツアーを終えたLUCYは、26日に台北、5月6日に東京で公演を続ける。春とともに咲き誇るLUCYの歩みに期待が集まっている。
記者:ハン・ヘソン
写真提供=MYSTIC STORY
(c)STARNEWS