警察が麻薬常習使用の疑いが持たれている俳優ユ・アインを相手に、拘束令状を申請した理由について明らかにした。

ソウル警察庁は22日、記者会見を開いてユ・アインに対して拘束令状を申請した背景に関する立場を伝えた。

警察は「（ユ・アインが）犯行を否認した部分があり、（投薬した麻薬の）種類と回数が当初捜査依頼が入ってきた時より増えており、単独犯行ではなく共犯まで存在しているため拘束の必要性があると判断した」と明らかにした。

これに先立ちソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊は、19日にユ・アインの麻薬類管理法違反疑惑に関する拘束令状をソウル中央地方検察庁に申請したことを明らかにし、その理由として「証拠隠滅および逃走の憂慮などが含まれている」と伝えた。

警察はユ・アインが大麻、プロポフォール、コカイン、ケタミンなど4種の麻薬類を使用したと見ている。また、医療記録から向精神薬であるゾルピデムを医療以外の目的で処方された情況も捕捉した。またユ・アインの麻薬使用を助けたり、直接投薬した疑いで彼の周囲の人物4人を立件し、参考人身分から被疑者身分に切り替えた状態だ。彼ら4人は普段からユ・アインと親交が深い美大出身の作家と有名YouTuberなどであることが分かった。

検察は、早ければ同日中にユ・アインに対する令状請求の可否を決定するものとみられる。

記者：ユン・サングン
写真提供＝キム・チャンヒョン記者

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