チョ・ウジン主演『ボス』、6日に撮影がスタート
2023/04/10
コミカルアクション映画『ボス』が、6日に電撃クランクインした。
映画『ボス』は、龍頭市最大の組織の次期ボス選出を控え、各自の夢のために互いにボスの座を激しく譲歩する組織員の必死な対決を描いたコミカルアクション作品だ。
チョ・ウジンは劇中、“組織のボス”ではなく“グルメボス”になりたい組織のナンバー2スンテ役を演じる。スンテは3代続けてきた中華料理店のためにやむを得ず組織に入ってナンバー2まで成長したが、今はボスの代わりに中華料理店のフランチャイズとして成功したい人物だ。作品ごとに独歩的な演技力と存在感を発揮したチョ・ウジンは「久しぶりのコミカル作品でときめきと同じくらい心配もあるが、早くも同僚俳優たちと呼吸がよく合っているので映画の中でのシナジー効果が期待される」と感想を明らかにした。
『賢い医師生活』に続いて『イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~』など作品ごとに人生キャラクターを更新し、女心をとらえているチョン・ギョンホは、組織のために裏切り者を処理してきたもう一人の次期ボス候補カンピョ役を演じる。
今回の作品で突拍子もない人間味あふれる魅力を発散する予定のチョン・ギョンホは「これまでお見せしたキャラクターたちとはまた違う魅力を持つカンピョ役で観客に会うことができ、うれしい。監督とスタッフ、同僚俳優たちと共に良い作品をお見せできるよう最善を尽くす」と伝えた。
『ハンサン ―龍の出現―』や『犯罪都市』シリーズなどを通じて人気俳優の仲間入りを果たしたパク・ジファンは、ボス候補の中で唯一“本物のボス”になりたいパンホを演じる。彼は誰よりもボスに対する熱望が強いが、生まれつき単純無知な性格で、組織の晩年ナンバー3に留まる人物だ。パク・ジファンは「普段から好きなコミカルアクション作品で観客のもとを訪ねることができて、ワクワクする。楽しく、そして無事に撮影が終わるようにがんばりたい」と抱負を語った。
イ・ギュヒョンは、スンテの右腕で彼が経営する中華料理店で10年間配達人として働くテギュに扮し、天然なキャラクターを披露する予定だ。キャラクターごとにぴったりの消化力を披露してきた彼は「愉快さあふれる作品に出会えてとてもうれしい」として「『テギュ』の魅力を最大限生かして、観客の皆さんに強力な笑いをプレゼントできるよう努力する」と伝えた。
記者:キム・ナヨン
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