LOONA(今月の少女)から脱退通告を受け、独立したチュウ(Chuu)と所属会社ブラックベリークリエイティブ(以下、ブラックベリー)との調整が上手くいかず再び裁判で争うことになった。
ソウル北部地方裁判所第12民事部は、チュウがブラックベリーを相手に提起した専属契約の効力不存在確認民事訴訟について、調整会不決定を下した後、3月27日の調整期日を開いたが、調整不成立になった。これにより6月1日に裁判を続ける予定だ。
チュウはLOONAの中、唯一ブラックベリーを相手に専属契約の効力不存在確認を訴訟したメンバーだ。他のメンバーは芸能活動の効力停止可処分だけを申請したが、チュウはこれと訴訟の全てを提出して、ブラックベリーとの契約を完全に解除する意思を見せ、2023年3月、ブラックベリー相手に一部勝訴した。
今回の訴訟は両側の活動清算と信頼の破綻等が主な争点で、特に専属契約効力停止可処分の訴訟が引用された点に関連して、ブラックベリーが韓国芸能マネージメント協会と韓国芸能制作社教会に陳情書を提出し、芸能活動禁止を要請するなど、平行線を走っている。
ブラックベリーは2022年11月、公式カフェの告示にLOONAからチュウを除名、脱退することに決定したと公式発表して衝撃を与えた。ブラックベリーは「チュウと関連した様々な話が飛び交ったが、当社とLOONAの発展とファンに心配かけないように配慮いていたため今まで立場を明らかにせずに来た」、「最近、当社のスタッフに対するチュウの暴言などについて情報提供があり、調査したところ事実が明らかになった」、「会社の代表者がスタッフに謝罪して慰労しているところで、当事者が責任を取りチュウを脱退させることになった」と伝えた。
その後、去る1月にカムバックを予告していたLOONAのスケジュールも無期限延期され、メンバー4人の新しい所属事務所契約締結ニュースまで流れ、メンバーと所属事務所間の対立は続いている。
記者=ユン・サングン
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